主婦兼ママ芸人の爆笑奮闘記~第7章~ (ページ34)

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漫劇ポリスが行く！② ページ34

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レストラン。

美貴歩｢こんにちは。すみません遅くなりました｣

ハンミとさや香、そしてりゅうとあーちゃんを行きつけの店に連れて行き、楽屋で話してた新山の彼女も招待する形で呼び出した。
数分遅れて例の彼女が来たけど、まぁえぇわ。丁寧に謝罪してたし。

新山｢久しぶり。迷わんかったか？｣

美貴歩｢実は、ちょっと迷っちゃって…｣

新山｢やったら俺に連絡すれば良かったんに｣

美貴歩｢あかんよ。士彦さんは人気者なんやから街中で女と歩いてるところ見られたら大変やん｣

新山｢妹って誤魔化せるやん｣

美貴歩｢あかん。後々ややこしくなるでしょ？｣

ほぉ、新山のために自分の存在を知られんようにしてるんか。
今まで後輩が手出したファンの女の子は好きな芸人と付き合えた事が嬉し過ぎて浮かれて他のファンの子らの前に堂々と存在をオープンにする子ばっかやったのに。
これはちょっと感心やな。まだ認めんけど。

『美貴歩ちゃん久しぶりー！』

美貴歩｢Aさんお久しぶりですー！｣

｢おねえちゃーん！｣

｢ねーたん！｣

美貴歩｢りゅうちゃん、あーちゃん久しぶりー！｣

Aちゃんとはめっちゃ仲良いみたいやな。
しかもりゅうとあーちゃんもめっちゃ懐いてるやん。
…まぁりゅうもあーちゃんも人懐っこいからたまたま仲良いだけやろ。

横山｢よぉ、美貴歩ちゃん。元気そうやな｣

美貴歩｢お久しぶりです。横山さんもお元気そうで何よりです｣

石井｢いつもありがとうな美貴歩ちゃん｣

美貴歩｢さや香大好きですから。次の単独もめっちゃ楽しみです｣

石井｢ありがたい！｣

ロンも石井も好意的やな。
…確かに物腰柔らかいし今時の女の子らと違って落ち着きがあって礼儀正しいし。

新山｢美貴歩、招待してくれたゆずるさんやで｣

美貴歩｢あ、初めまして。ご招待ありがとうございます。白崎美貴歩と申します。どうぞよろしくお願いいたします｣

新山に言われて彼女はすぐに俺に丁寧なお辞儀をしてお礼と自己紹介をしてくれた。

…ほぉ、中々可愛い子やな。おっちゃん・おばちゃん受けの良さそうな清楚系。
髪型も服装も化粧も清楚で控え目やけど万人受けするおしゃれやし、ロンと石井の時と変わらへん丁寧な挨拶。

河井｢初めましてこんにちは。アインシュタインの河井です。今日は思いっきり楽しんでな？｣

美貴歩｢はい是非！｣

…まずレベル1は合格ってとこやな。
後々ボロが出るかもしれんから、そこも見さして貰うからな。