主婦兼ママ芸人の爆笑奮闘記~第7章~ (ページ28)

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愛のカタチ③ ページ28

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物語は、歴史あるノートルダム大聖堂に一人の赤ん坊が捨てられているのを街の住人が発見したところから始まる。

捨てられていた赤ん坊はこの世の者とは思えない程醜かった。
そんな赤ん坊を見た住人達は｢悪魔の子だ｣、｢火焙りにしろ｣とヤジを飛ばすが、ただ一人、ノートルダムの聖職者・フロロだけは赤ん坊を哀れに思ったのか、赤ん坊を引き取り男手一つで育てる決心をした。

赤ん坊は、｢出来損ない｣を意味する"カジモド"と名付けられた。

ー20年後。

パリの街に旅芸者達がやって来る。
その中でも美しい踊りを披露した美しい娘・エスメラルダは特に多くの見物客を魅了した。

そんな美しいエスメラルダにフロロは一目見た途端に心を奪われてしてしまう。

エスメラルダを手に入れたい欲に埋もれたフロロは、鐘突男として成長したカジモドを利用してエスメラルダを連れ去る計画を立てるが、衛兵・フェビュスの妨害により失敗に終わる。
逞しい優男なフェビュスにエスメラルダはたちまち恋をしてしまう。

フェビュスによって捕らえられ鞭打ちの刑を受けたカジモド。
彼が主犯でないとこを悟ったエスメラルダは広場で晒し者にされるカジモドに優しく水を飲ませてあげた。
鐘突男としてノートルダムに籠る日々を送っていたカジモドはその時生まれて初めて人の優しさに触れ、やがてエスメラルダに恋をする。
しかし、エスメラルダの心は既にフェビュスに向けられていた。

フェビュスと心通わせたエスメラルダは彼に婚約者がいることも知らず、逢い引きを重ねた。
フロロは夜人目を避けてこっそり逢い引きをしていたフェビュスとエスメラルダの前に現れ、フェビュスを短剣で刺して逃げた。

フェビュス殺害未遂の濡れ衣を着せられたエスメラルダは裁判で魔女と決め付けられ、死刑判決が言い渡される。
投獄されたエスメラルダの前にフロロが現れ、｢助かりたくば私の妾になれ｣と言い付けるが、エスメラルダはそれを拒んだ。

処刑当日。
カジモドは死刑台に連行されるエスメラルダを救い、大聖堂へと匿うが、エスメラルダはカジモドのあまりにも醜い容姿を受け入れることが出来ない。
エスメラルダを追う暴動をカジモドが身を潜める大聖堂へと誘導したフロロは大混乱の中でエスメラルダを捕らえ、再び助命と引き換えに自分の妾になるよう言い付けるが、エスメラルダは頑なにそれを拒んだ。

怒りに満ちたフロロは衛兵にエスメラルダを引き渡し、エスメラルダは処刑された。