はじけて初回放送！�� ページ26
横山｢じゃあ次粗品な！｣
粗品｢俺ぇ！？｣
梅村｢粗品やったらスイスイいけそうやな｣
せいや｢多分いけますよ。アメンボみたいやし｣
粗品｢誰がや！？｣
『粗品くん、無理だけはしたらあかんよ。気を付けてね』
粗品｢っ、は、はいっAさんありがとうございます！｣
前のこともあって細身の粗品くんがやるとなると余計心配になる。
祇園・空・稲田・チョコプラ・シソンヌ・向井
｢……｣
昂生｢俺かて頑張ってやったのに…｣
梅村｢嫉妬すんなって｣
せいや｢理由があるんですよ。許したって下さい｣
亜生｢理由？｣
横山｢(その理由が余計にこいつらの嫉妬を煽ることになるねんけどな)｣
『？』
何故か私と粗品くんを睨む梅ちゃんと弘と亜生くんとせいやくん以外の皆。
私、何かしたんかな…？
『粗品くん頑張って！』
粗品｢はい！｣
木崎｢お前成功すんなよ！｣
長田｢溺れろ！｣
粗品｢ひっど！絶対成功さしたるわ！｣
粗品くん悪いことしてへんのに。今日ちょっと皆機嫌が悪い気がする…。
横山｢よーい…｣
ーﾋﾟｯ!
ーｻﾞｯﾊﾟｰﾝ!
水中へと飛び込んだ粗品くんは細い身体を上手く利用して線を描くように綺麗にスイスイ底へと沈んでいく。
横山｢ほぉー、えぇやん｣
じろう｢ほんとアメンボだね｣
梅村｢アメンボは水の上に浮いて泳ぐ虫やん｣
そうこうしてる間に粗品くんはあっという間に沢山のお守りが沈められた底へと辿り着き、その中の内の一つを手にした。
粗品｢〜〜〜っ｣
底に足を着いて大根を抜くようにお守りを必死に引っ張る粗品くん。
昂生くんも取るのに手こずってたし、お守りは結構強くへばり付いてるみたい。
粗品｢〜〜〜っ……！？｣
全員｢お！！｣
さすがにそろそろ息が限界になりそうになった時、粘りに粘った結果お守りはポロッと外れた。
お守りを取った粗品くんは一気に水上へと登った。
ーｻﾞﾌﾞﾝｯ!
粗品｢はぁっ、取ったぞー！｣
せいや｢すげー！｣
昂生｢よぉやった！｣
横山｢まぁ待て、粗品が取ったお守りを確認しましょ｣
そう言うて粗品くんが持つお守りを粗品くんの手ごと掴んで覗き込む弘。
横山｢あー…、これは安産のお守りやね｣
霜降り・ミキ｢えー！？｣
長田・木崎｢はっはっはー！ざまぁみろ！｣
空｢何童貞が安産のお守り取ってんねん！？｣
『え？』
粗品｢いやぁぁぁぁあ！！Aさん聞かんといてぇぇぇぇえ！！｣
せいや｢粗品…｣
ミキ｢不憫過ぎる…｣
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作者名：コッティ | 作成日時：2019年3月9日 23時
