はじけて初回放送！�� ページ22
『こんばんはー！
さぁついに始まりましたよ、私達の冠レギュラー番組！』
横山｢長かったなぁ…。今まで準レギュラーとかばっかりやったのに｣
芸歴13年。ついに私達コンビだけの冠番組を手に入れた。
その初回放送収録で弘は初っぱなから努力が実ったとばかりにうっすら涙を浮かべてる。
『泣かんでえぇやん。まぁとにかく放送第1回です！』
横山｢そんな記念すべき1回目のゲストはこの方達です！｣
全員｢よろしくお願いしまーす！いぇーい！｣
私と弘のバックに用意された少しカーブの入ったこたつみたいな長机に座るのは、
祇園、ラフ次元、稲ちゃん、チョコレートプラネット、シソンヌ、向井くんという同期メンバー。
横山｢初回は東西同期かぁ｣
『こうして同期だけで集まるんは久しぶりやね』
木崎｢同期会でちょこちょこ揃うけど、仕事ではめっちゃ久々よな｣
長田｢めっちゃ嬉しい！仲良い同期の冠番組の初回放送でゲストで出れるなんて！｣
空｢これ爪痕残せればレギュラー昇格出来るんやんな？｣
『そうよ』
松尾｢えぇーー？なら頑張っちゃう〜〜！｣
横山｢うるさい！｣
梅村｢でももしレギュラーになるとしたらやで、俺らと祇園と稲田は全然余裕やけどチョコプラとシソンヌと向井は東京から通うことになるから大変やん｣
長谷川｢いいじゃんそこは！タフで行こうよタフで！｣
『岡村さんや今田さんや東野さんだって、毎週大阪の仕事があるもんね。和牛さんかてそうやし』
じろう｢だよね。さすがAちゃん｣
長田｢なんと賢きおなごじゃ！｣
櫻井｢ちょいちょいモノマネぶっ混んでくるなぁ｣
向井｢たまに入ってくるから大目に見てあげて｣
稲田｢もぉ顔捨てたろうかな？｣
横山｢意味分からんわ。何言うてんねん？｣
同期水入らずのオープニングトークを挟んだ後で記念すべき一発目の企画へと進む。
『最初はですね、我々ハンミとチョコプラの2組で打ち合わせを重ねて出来た企画でございます』
梅村｢何々ー？何するん？｣
『その前に、ある場所と中継が繋がってます』
じろう｢え？｣
長谷川｢いきなり予想だにしない展開が｣
横山｢中継先、どうぞー！｣
弘の掛け声にスタジオに設置されたモニターの画面にパッと映像が映し出された。
映っているのは明らかに局の楽屋の中で、その中にいるのは…
空｢あ！！｣
稲田｢霜降り明星とミキやん！！｣
向井｢めっちゃくつろいでるね！｣
櫻井｢なんでこの4人が？｣
木崎｢一体何するん？｣
はじけて初回放送！�□�←劇団コケコッコー『雨降らしの夜』��
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作者名：コッティ | 作成日時：2019年3月9日 23時
