触発�� ページ6
========
ハンミ｢どうもありがとうございましたー！｣
夜ライブ前の出番を全部終えて舞台袖へとはけて行くと後輩達が駆け寄って来てくれた。
羽尻｢ハンミさんお疲れ様です！｣
伊織｢今日もめっちゃウケましたね！｣
『ありがとう。皆かて爆笑取ってたやん』
青空｢いえ、俺らなんてお二人の足元にも及ばんです｣
『何言うてるんよ？ネイビーズアフロもからし蓮根も面白いからこんなに人気なんやで』
皆川｢Aさんにそう言うて下さると嬉しいっすね｣
横山｢お前らって奴は、いくつになってもAにデレデレと…｣
ネイビ・からし｢えへへへ…｣
横山｢｢えへへ｣ちゃうわ。伊織の｢えへへ｣キショいねん｣
伊織｢ちょ、なんでですか！？｣
ネイビ｢はははは！｣
久しぶりの劇場で変わらない他愛もない会話。
勿論劇場を離れてる間の共演者達との会話もめっちゃ楽しかったけど、やっぱり慣れ親しんだ劇場が一番心地好かった。
スタッフ｢だから、お前は裏方行けって言ってるだろ！？｣
麻理沙｢私は濱田くんに付いてますー｣
濱田｢いえ、先輩スタッフが言うてるんですから、素直に従った方が…｣
すると後ろの少し離れた所でさっきの武村さんとスタッフさんと濱田くんが何やら揉めてる様子。
すぐ側にはオロオロしながら三人を見ている濱田くんを支えるピン芸人の溝口くん。
横山｢溝口、一体どないしたんや？｣
『何かあったん？』
溝口｢あ、Aさんにロンさん。
実は、あの新人の子が次の次出番の濱田を自分がセンターマイクまで誘導するって聞かんくて、先輩に｢裏方行け｣って何回も言われてるのにめっちゃ反論するんです｣
ハンミ｢え？｣
伊織｢はぁ？先輩に反論やて？｣
皆川｢あり得へん…｣
青空｢生足放り出したショーパン姿のスタッフをお客さんが沢山おる前に出す訳なかと｣
羽尻｢第一ショーパンで仕事するんがおかしいやろ｣
青空くんと羽尻くんが言うように武村さんはスタッフユニフォームにお尻が見えてしまいそうなくらい短いショーパン姿やった。
確かにあの格好で仕事は絶対にあり得ない。
これも働いた経験がない故なのかと思いながら濱田くんらのやり取りを見ていると、武村さんが｢あ！｣と私らに気付いてこっちへ駆け寄って来た。
麻理沙｢横山さぁ〜ん！私濱田くんの誘導をするって言ってるのに先輩が全然聞いてくれないんですぅー｣
弘にギュウッと抱きついて上目遣いの困り顔でじっと弘を見つめる武村さん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コッティ(プロフ) - ルミナスさん» コメントありがとうございます！結末までには色んなことを起こしたいのでお楽しみに！ (2018年8月23日 18時) (
レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス(プロフ) - 夢主が芸能人と協力して悪女達をクビにしてほしい･･･ どうですか？ (2018年8月22日 15時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
コッティ(プロフ) - 氷柱さん» コメントありがとうございます！スカッとも交えつつ芸人の皆さんとの絆の強さをテーマに書いていきますのでお楽しみに！ナイスツッコミをありがとうございます！(笑) (2018年7月5日 15時) (レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - いつも楽しくこのシリーズを読ませていただいてます。所謂ロング版某スカッと番組（分かり辛くてすみません）みたいな感じですかね？これからの展開が楽しみです！とりあえず悪女には5話の発言に対して「それ貴女の事だよ！」と言いたいです！ (2018年7月5日 10時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コッティ | 作成日時：2018年4月5日 20時
