久しぶりの劇場�� ページ1
ここしばらくテレビ収録やらロケやら営業やらと忙しく漫才劇場の出演は愚か楽屋に顔を出せてない日々が続いていた。まぁ劇場を卒業した身ならそれが普通なんやろうけどやっぱり私らの飛躍のきっかけとなった思い出の劇場やからすごく寂しかった。
ようやくスケジュールが落ち着いたので、今日は久しぶりに漫才劇場の公演に出演することになった。
『はぁ〜、久しぶりの劇場や！皆元気かな？』
横山｢そういやさっきマネージャーから聞いたねんけど、丁度俺らがおらん間に劇場に新しいスタッフの子が一人入ったねんて｣
『え、そうなん？なんか時期が中途半端やな…』
横山｢中途入社ってヤツちゃう？でも確かによしもとの新入社員研修期間はとっくに過ぎてるし｣
妙なタイミングで新しい子が入ったことには少し疑問を感じたけど、これから顔を合わせる機会も増えるしお世話になるから仲良く出来たらえぇなと胸を踊らせて私と弘は劇場へと足を運んだ。
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漫才劇場。
『おはようございます！』
横山｢おはようございまーす｣
ゆりやん｢あー！ハンミさんやー！｣
岩倉｢Aさーん！｣
楽屋に入ってすぐにゆりやんちゃんと美里ちゃんが私に駆け寄ってギュウッと抱き付いてきた。
岩倉｢お久しぶりですー｣
ゆりやん｢会いたかったですー｣
『二人共久しぶり。どないしたん？』
いつもやったら普通に話し掛けてくれるくらいやのに。
いつもと違う二人の行動に驚いたと同時に私に密着する二人の身体に違和感を覚えた。
『あれ？二人共痩せた？』
ゆりやん｢え！？そ、そうですか？｣
『めっちゃ痩せてるような気がするねんけど、何かしたん？』
ゆりやん｢あ、あの、実はせいやさんを振り向かせたいからダイエット始めたんですっ｣
岩倉｢わ、私もお腹回りが気になるんで一緒に始めたんですっ｣
痩せた理由を説明してくれたけど、心なしか二人が何やら動揺してるように見えた。
弘も二人の様子に何かを感じ取ったようで、自分の唇を摘まみながら目を細めて二人を見つめた。
九条｢あー！Aさんやー！｣
下田｢ゆりやんズルイぞ！｣
濱田｢Aさん、ロンさんお久しぶりです｣
中野｢岩倉さんばっかズルイ！｣
亜生｢Aさーん！｣
昂生｢やっと会えたー！｣
新山｢俺らともお話ししましょ！｣
石井｢はまゆう以外全員Aさんしか見えてないやん！｣
するとそこへわいわいやって来てくれたのは可愛い後輩達。
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コッティ(プロフ) - ルミナスさん» コメントありがとうございます！結末までには色んなことを起こしたいのでお楽しみに！ (2018年8月23日 18時) (
レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス(プロフ) - 夢主が芸能人と協力して悪女達をクビにしてほしい･･･ どうですか？ (2018年8月22日 15時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
コッティ(プロフ) - 氷柱さん» コメントありがとうございます！スカッとも交えつつ芸人の皆さんとの絆の強さをテーマに書いていきますのでお楽しみに！ナイスツッコミをありがとうございます！(笑) (2018年7月5日 15時) (レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - いつも楽しくこのシリーズを読ませていただいてます。所謂ロング版某スカッと番組（分かり辛くてすみません）みたいな感じですかね？これからの展開が楽しみです！とりあえず悪女には5話の発言に対して「それ貴女の事だよ！」と言いたいです！ (2018年7月5日 10時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コッティ | 作成日時：2018年4月5日 20時
