龍飛くんといっしょ(EXIT・りんたろー編) ページ3
りんたろー｢休み時間は何して遊んでんの？｣
｢みんなとサッカーしてる！おんなのこもいっしょにするねん！｣
りんたろー｢おー、楽しそうだね！｣
｢うん、たのしい！｣
無限大ホールの楽屋にAさんが龍飛くんと亜美里ちゃんを連れて来てくれた。
皆と仲良く遊んでいたけど出番中のママが恋しくなってかぐずり出した亜美里ちゃんを落ち着かせるために兼近が散歩に出掛けてしまったので残された俺と龍飛くんと二人だけで只今トークタイム。
｢りんたろーくんしんどいの？｣
りんたろー｢どうして？しんどくないよ？｣
｢おはなしやめる？｣
りんたろー｢俺のことは気にしなくて良いよ。龍飛くんとお話するの楽しいよ｣
｢ほんま？｣
りんたろー｢ほんま！龍飛くんマジで優しいなぁ！｣
｢えへへ…｣
りんたろー｢ほんと良い子に育ったなぁ｣
俺と龍飛くんが出会ったのは龍飛くんが2歳の時。無限大ホールの楽屋にAさんが龍飛くんを連れて来てくれたのが初めての出会いだ。
｢ぼくちっちゃいときなにはなしてるかわからへんかったって、みんないうてた｣
りんたろー｢でも一生懸命話す龍飛くん可愛かったなぁ。今も勿論可愛いけど！｣
｢りんたろーくんはかっこいい！まえのりんたろーくんもすきやけどいまのほうがかっこよくてすき！｣
りんたろー｢ありがとー！俺も龍飛くん好きー！｣
堪らず龍飛くんを抱き締めれば、龍飛くんも嬉しそうに抱き返してくれた。
昔は龍飛くんが小さ過ぎたから潰しちゃいそうで抱っこすることすら躊躇ってたなぁ。
｢むぎゅー｣
りんたろー｢あー、マジで可愛い！食ってやろうか！？｣
｢ややー！｣
りんたろー｢お、俺を拒絶したな！？なら尚更食べてやるべ！｣
｢やー！｣
全力で俺の腕から抜け出そうとする龍飛くんだけど、全然嫌がってない。むしろ楽しそう。
｢おヒゲでジョリジョリせんといてー！｣
りんたろー｢俺を拒絶した罰だー！｣
忙しくなった今でもこの子と戯れ合う時間はこの子のママと過ごす時間と同じくらい最高だ。
ママと一緒に東京に来てくんないかな？
========
｢たーまーっ｣
兼近｢ただいまー…お？｣
やっと落ち着いた亜美里ちゃんと一緒にりんたろーさんと龍飛くんが待つ楽屋に戻って来ると、大きめのいびきと可愛らしい寝息が楽屋の隅っこに響いた。
りんたろー｢ｸﾞｰ…ｸﾞｰ…｣
｢ｽｰ…ｽｰ…｣
兼近｢…トトロとメイちゃんだ｣
りんたろーさん、どんどん父親化してますね。
8年越しの反撃【新山宅にて】�、�←一緒じゃない！！【後日談】��
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作者名：コッティ | 作成日時：2020年7月28日 23時
