あなたである今日と明日のために�� ページ14
Aと粗品のピアノ伴奏から始まり、その音色に乗せて後からラニーノーズのギターとヒロチョと青空のサックス、そして俺と皆の歌声が揃う。
それは関西ではお馴染みの夕方ニュース番組の最後のコーナーで流れる楽曲やった。
〜♪〜♪〜
おーめでとう きょうまでー
たどりーついたんだよー♪
あなたという ひとがいーることで いいんだよー♪
〜♪〜♪〜
手拍子しながら歌う皆の優しい眼差しは、心なしか龍飛に対する愛おしさが出てるように見えた。
龍飛も皆と歌う濱田に抱き締められながらうっとりしていた。
河井｢りゅう、俺らのところに来てくれてほんまにありがとう！｣
桑原｢龍飛がおってくれたから俺ら今まで頑張ってこれたねんで｣
櫻井｢龍飛見てたら俺らな、｢頑張ろう｣って思えたねん｣
長田｢俺らだって龍飛がおってくれて良かったって思ってるよ｣
川瀬｢いつも俺らを応援してくれてありがとう｣
兼近｢龍飛くんがずっと元気であるように願ってるからな｣
山崎｢これからも笑顔の可愛い元気な龍飛くんでいてね！｣
石橋｢俺達だって！龍飛くんにいつも元気貰ってるよ！｣
草薙｢こ、こんな俺達で良かったら、いつまでも仲良しでいてくれたら嬉しいなっ｣
淡路｢色んなことを沢山経験してママに負けんくらい立派な子になってな？｣
高岸｢やれば、できる！！｣
濱田｢どんどんお兄ちゃんになってまうんはちょっと寂しいけど、大人になったりゅうちゃんもめっちゃ楽しみやからゆっくり大きなってな？｣
横山｢これから色んなことが起こるけど頑張るんやで｣
8歳の子にはちょっとムズいかもしれんけど、皆が嘘偽りない気持ちを送ったから。やから俺も嘘偽りのないありのままの気持ちで。
『龍飛、ママとパパの子に生まれてくれてほんまありがとう』
大林｢お前がどんな子になってもパパもママも皆も大好きやからな｣
やっぱり最後はパパとママから。
皆のも嬉しかったんやろけど、パパとママからは特別嬉しいみたいで龍飛の瞳がより一層強く輝いて見えた。
｢みんなありがとう！みんなはずっとぼくのともだち！みんなだいだいだーいすき！｣
南條｢ありがとう龍飛！｣
りんたろー｢君はちっちゃなマブダチだ！｣
屋敷｢俺らも大好きやで！｣
稲田｢龍飛スッキャーーー！｣
河井｢何やねんそれ？｣
今神保町で一番騒がしいであろうこの空間。
今年のパーティーは龍飛の中で心に特別強く残るかもしれんな。
横山｢…大きなれよ、龍飛｣
理由なんて【KOUGU維新】解説→←あなたである今日と明日のために��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コッティ | 作成日時：2020年7月28日 23時
