危険な二人きり�� ページ25
カズ｢Aさんと喋るの楽しいなー。Aさんが彼女だったらきっと毎日が最高なんだろなー｣
『何言うてるんよ。カズくんは男性が好きなんやろ？』
カズ｢Aさん忘れてません？俺はどっちもイケますからね｣
いつもテレビで男性への感情を取り上げられるから、カズくんが両刀遣いであることを完全に忘れてた。
そういえば今日の収録でも両刀遣いを紹介されてたっけ。
カズ｢結婚して子どもがいようが関係ないっすよ。Aさんは美人でセクシーだし、ドストライクっす！｣
『ふふふ、ありがとう』
嬉しい誉め言葉を言うてくれて思わず笑みを溢す。
やのにカズくんは何故かムスッと不満げな表情で私を見つめる。
カズ｢Aさん。俺が冗談言ってると思ってます？｣
『え？』
私の向かいに座っていたカズくんが立ち上がって私のすぐ隣に腰を下ろした。
そのまま私の手を包むようにして掴んでズイッと自分の顔を私の顔に近づけて至近距離で私と目を合わせるカズくん。
…なんでこんな近いんよ？
『カズくん？』
カズ｢俺、結構本気なのになぁ｣
『な、何言うてるん？』
カズ｢でもそういうとこも堪らないし燃えますね｣
私の手を掴んでない空いてる手がゆっくりと私の腰に回ってきて、よりカズくんの顔と私の顔が近くなる。
カズ｢…Aさん、この状態ならいつでもキス出来ますね｣
『え、……えぇ！？』
カズ｢しちゃっていいっすか？｣
『い、いやアカン！アカンよ！』
カズくんが小さく唇を尖らせて近付いてきたから掴まれてない片手でカズくんの顔を押さえようとすると…
安藤｢Aさんに何してんだよ！？この変態野郎！！｣
横山｢Aから離れろパツキンサイコパス！！｣
突然聞こえた弘となっちゃんの大きな声と同時にカズくんがようやく私から離れた。
いや、"離れた"と言うより"離された"が正しい。
安藤｢楽屋戻ったらお前がいないからあちこち探してみたら、なんだこの有様は！？｣
横山｢Aが自分に警戒してへんのえぇことに何襲おうとしてんねん！？｣
カズ｢だってー、Aさんが可愛かったんだもん｣
横山・安藤｢可愛かったら襲っていいルールなんてどこにも{ないわ・ねぇよ}！！
てか、テメェ全然反省して{へんやろ・ねぇだろ}！？｣
…正直強引に迫ってきたカズくん、怖かったけどちょっとだけドキドキした。
これは誰にも言えへんなぁ…。
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りな(プロフ) - A◯の序章に笑っちゃいました(笑) (2018年7月27日 21時) (
レス) id: e2ead3d137 (このIDを非表示/違反報告)
コッティ(プロフ) - りなさん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです(* ´ ▽ ` *)色んなお話増やしていくんでよろしくお願いします！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - コッティさんのお話おもしろくて一気にぜーんぶ読みました(^_^)これからも頑張ってください！ (2018年7月23日 13時) (レス) id: e2ead3d137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コッティ | 作成日時：2018年3月6日 20時
