おめでとう！�� ページ1
｢はまだくーん！｣
濱田｢おぉ、りゅうちゃん！｣
NGKの楽屋に入ってすぐに龍飛は椅子に座ってネタ帳を開いていた濱田くんに駆け寄った。
濱田くんも龍飛の元気な声に嬉しそうに反応して、ネタ帳から手を離して自分の元にやって来た龍飛を快く受け止める。
｢はまだくん、あーるわんおめでとう！｣
濱田｢りゅうちゃん見てくれたんや。ありがとう！｣
出会ったばかりの時と違って今はお互いをお互いの愛称で呼び合うくらいにまで親しい関係になっている。
ゆりやん｢ひどいわ、濱田くん｣
横山｢なんで濱田がひどいねん？負けて悔しいから？｣
ゆりやん｢Wの時の勢いを糧に頑張ったのにぃ〜…｣
粗品｢悔しいんは俺も一緒やけど嬉しいやん。劇場仲間が優勝したんやで｣
せいや｢そうやんな。嬉しいよな｣
同じ舞台で切磋琢磨したゆりやんちゃんと霜降り明星の二人。
自分の心を揺るがせた二人に諭されてゆりやんちゃんも落ち着いた様子。
長田｢Aちゃ〜ん。俺を慰めてくれ〜…｣
今日出番が一緒の長田くんが悲愴感いっぱいで私に抱きついて来た。
びっくりしたけど、健二もたまに同じことをしてくるから思わず笑みを溢してしまう。
『ふふ、長田くんお疲れ様。長田くんらしい小道具いっぱいのネタでめっちゃ面白かったよ』
長田｢ありがとぉ…、やっぱりAちゃんは俺の心のオアシスやぁ〜…｣
横山｢落ち込みを利用して…、よぉやるな長田よ｣
松尾｢ごめんねぇAちゃん。俺の手には追えないくらいになっちゃって｣
『大丈夫よ』
活動拠点違えど、一緒に頑張ってきた同期やもん。
長田くんが本番直前まで気を抜かんと頑張ってたんは分かるから。
濱田｢あ、そうや。りゅうちゃんこれ覚えてる？｣
長田くん達と絡んでいると、濱田くんがネタ帳と一緒に置かれていた1枚の画用紙を取り出した。
｢あ！ぼくがかいたやつ！｣
濱田｢うん。これをお守りにネタ練習してたねん｣
それは龍飛と濱田くんが初めて会ったその日に龍飛が濱田くんにプレゼントした濱田くんの似顔絵の触る絵やった。
一月半前にプレゼントされたものやったけど、まるでさっき作ったばかりのように綺麗なままやった。
濱田｢りゅうちゃんが一生懸命作ってくれたもん。汚したなかったからずっとクリアファイルに入れて大事に持っててん。
練習する時とR-1の出番直前の時はファイルから出してたけど｣
にっこりと笑って濱田くんは龍飛の頭を手探りで見つけて優しく撫でてくれた。
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りな(プロフ) - A◯の序章に笑っちゃいました(笑) (2018年7月27日 21時) (
レス) id: e2ead3d137 (このIDを非表示/違反報告)
コッティ(プロフ) - りなさん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです(* ´ ▽ ` *)色んなお話増やしていくんでよろしくお願いします！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 825a6ec5a8 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - コッティさんのお話おもしろくて一気にぜーんぶ読みました(^_^)これからも頑張ってください！ (2018年7月23日 13時) (レス) id: e2ead3d137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コッティ | 作成日時：2018年3月6日 20時
