漫才劇場にて�� ページ4
『梅ちゃん！そーくん！』
梅村「久しぶりやなぁ。Aちゃん見いひん間にまた一層綺麗になって」
空「嫁おるクセしてなに口説いてん」
梅村「口説いてへんわ。ほんまのこと言うただけじゃ」
空「そう見えんわ」
梅村「はぁ？」
せっかく話し掛けてくれたんに、何故かいきなり言い合いになり出したラフ次元の二人。
すると、さっくんに抱っこされている龍飛が二人に向けて両手を伸ばして、
『まぁまぁ！』
無邪気な笑顔で両手を煽って二人を宥める。
そんな息子の姿に梅ちゃんとそーくんはピタリと落ち着いて、ニコニコ顔になる。
空「そうやんな。喧嘩はあかんなぁ」
梅村「りゅうちゃん賢いなぁ。ほらこっちおいで」
梅ちゃんのご招待に龍飛は嬉しそうに両手をいっぱいに梅ちゃんに伸ばす。
龍飛の両脇に両手を入れて、さっくんから龍飛を受け取る梅ちゃん。
めっちゃパパの顔やん(笑)
梅村「重なったなぁ。昔はうちの小梅くらい軽くて小さかったのに…」
『ほんま子どもってびっくりするぐらい成長早いから、小梅ちゃんかて絶対あっという間やで』
梅村「ほんま！？うわ、今から楽しみやわぁ。
あ、またうち遊びに来てや。もちろんりゅうちゃんとあーちゃん連れて」
『行く！絶対行く！！』
「いくー！いっしょにあそぶ！」
私と龍飛の返事にニコニコパパ顔やった梅ちゃんの顔はさらに明るくなった。
めっちゃ嬉しそうに腕の中の龍飛と「あーそーぼー♪」とかよく分からんけど可愛い歌を歌い出した。
空「パパママトーク満載やん」
櫻井「Aちゃんはまだしも、梅村はキモい」
木崎「梅村歌うな。あとどさくさに紛れてAちゃん誘うな」
梅村「うっさいわ。えぇやろ別に」
ほんま変わらんなぁ。
私が劇場を卒業してからもずっと変わらへんこのみんなとの憩いの時間がすごい好き。
？「……おい木崎、櫻井、バイソン、空。
なんでAより早よ来た俺に見向きもせんねん？」
突然聞こえてきた低い声。
櫻井「あ、ロンや」
梅村「お前おったん？」
横山「ずっとおったわ！」
木崎「全然気付かんかった」
空「俺も」
横山「なんやその扱い！お互い挨拶したのに存在忘れられるとか！」
ごめん弘。私も気付かへんかったわ(笑)
半泣きの相方をからかう同期の様子に笑う私につられてか龍飛も梅ちゃんに抱かれたまま楽しそうに笑い出す。
そんな息子につられてかさっきからうるさかった相方も同期も他に楽屋におったみんなも思わず笑みをこぼした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コッティ(プロフ) - あははさん» はじめまして感想ありがとうございます！是非ともです！ (2019年8月23日 15時) (
レス) id: 4263074a64 (このIDを非表示/違反報告)
あはは - めっちゃ最高です！！あの私とコメントで会話しませんか？ (2019年8月22日 21時) (レス) id: f964260ff5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コッティ | 作成日時：2017年11月8日 9時
