2話 ズァークという選手 ページ3
私は自分のマンションに行き、リビングに向かった
「…さて、明日の選手は誰なんだ」
タイグリス【マスター!】
「タイグリス」
タイグリス【今日も楽勝でしたね!】
「まぁね…!この人」
タイグリス【…ズァーク?】
「…15歳でデュエルデビュー、その後勝ち続けた、プロデュエリスト
彼にインタビューをした結果
彼は【モンスターの声が聞こえる】と言った」
タイグリス【モンスターの声!?】
「…私と同じみたいですね」
タイグリス【この子がなったら面白そう!】
「…そうだね」
私は資料を閉じ、ソファーに寝っ転がった
タイグリス【…にしても、あのレイって子。本当なんだろうね】
「さぁ…彼女はサーカスのようなデュエルを楽しんでいる」
タイグリス【ぼく、あの子苦手】
「私も、彼女と私は合わない…」
私は鏡を見たが、そこには
私しか写ってなかった
「ッ!」
タイグリス【…マスター?】
「ごめん、タイグリス…1人にして」
タイグリス【…わかった】
タイグリスの気配が消えた
「ッ!!」
私は歯を食い締め、声を押し殺して泣いた
______
「「モンスターの声が聞こえる?」」
「「マジワカンねぇ」」
「「ほっときましょう」」
「「化け物じゃねぇか」」
__________
「聞こえて…何が悪い!」
誰か……助けて
3話 プロデュエリストになったのは→←1話 アークファイブ次元
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シロッチ | 作成日時:2017年2月5日 11時