1話 アークファイブ次元 ページ2
Aside
「…男子プロデュエリスト決定戦?」
スタッフ「はい、明日行われるので、ぜひ見に来て欲しいと」
「何故私が」
スタッフ「貴方も女子デュエリストの中でトップだからです」
「…ふーん、なに、上から見てろと?」
スタッフ「みたいですね」
「明日の朝からでしょう?準備しておきなさい」
スタッフ「はい!」
スタッフは控え室から出て行った
「…あー、めんどくさ」
なんで見なくちゃいけないんだ
私は先ほど行われた、デュエルが終わり休憩していた
次は決勝か…
「勝たなきゃ」
私も控え室を出た
ドン
「!」
?「あ、すみません!」
「あ、いえ」
?「!あなたは、Aさん!?」
「う、うん」
?「本物?!」
失礼だな
私の目の前にいる人は、
灰色の髪に緑色のメッシュが掛かってある男の人だ
「確か…貴方はズァーク」
ズァ「!はい!」
あ、当たった
ズァ「あ、あの俺!ずっと前からファンでして!」
「あ、うん」
ズァ「だから、絶対貴方を越します!」
「そう…頑張って」
ズァ「?はい」
スタッフ「Aさん!次です!」
「今行きます」
ズァ「あ、あの…頑張ってください!」
「…もちろん」
私はデュエルフィールドに向かった
______
数分後
「…私は十二獣 タイグリスでダイレクトアタック!」
モブ「うわぁぁぁ!!」
司会「決まったー!!やはり勝ったのは、クールスターだ!」
「「ワー!!!」」
司会「今大会も、ワンターンキルで決めるとは流石です!」
「…(フイ)」
私はその場から離れた
?「…A!」
「…レイ」
レイ「また、ワンターンキルで!」
「…だから?」
レイ「いい加減に、ワンターンキルはやめなさい!」
「…なんで?」
レイ「デュエリストは、貴方と戦いたくてここまでやってきたのよ!?」
「レイ」
レイ「?」
「私たちプロデュエリストは、観客が喜べばそれでいい。観客は喜んだんだ…それでいいんじゃないか」
私はレイの横を横切った
レイ「!」
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作者名:シロッチ | 作成日時:2017年2月5日 11時