kn ページ34
kn「おん。」
「トントンが言うには」であって定かではないが。と言うのもトントン曰く、何やら図書館の中でぷあぷあさんみたいな魔法の空間だとしたらここにも創造者(要するに作った人らしい)がいると考えたそう。
そしたら主人と会えたらしいけど
しかしその後だった。確かに現れたのだ。本が、怪物と化して。
tn「つまりな、おそらくあれが攻略本やねん。」
syp「そんな本が怪物になるなんて魔法でもない限りあり得ないやないですかーい。」
kn「つまり火には火を作戦やな！！」
ci「いやいやいや魔法が使える人なんて…Aぐらいしか…肝心のAだってここにはいないし…」
ut「おるやろ。優秀な神様が。」
もらってたんだよねぇ〜なんて言いながらすべてのポケットをがさごそと漁り始めた大先生。あれぇ…なんて間抜けな声を出しながら服を脱いでいた。
kn「…え、これやろ？」
ut「あ、それ！！！え、シッマも持ってたん？」
遅過ぎてさすがに尺が足りないのでおそらくそれであろう人型に切られた紙を出す。そのままぺいっとしたに投げつければまるでそれはつまり…そう
kn.zm「「ふーん！！つまり曼荼羅っ！！」」
大きく現れた紋章は淡い水色を放ちながら難しい模様を描いてゆく。まさに神の誕生、と言うように現れたぺ神とあと何故かゾムとマンちゃん。これが神秘！！これが目指した超能力の超越！！
sha「シッマうるさい。」
sn「いやぁ…俺だけ行くわけにもいかなかったから引っ張ってきちゃった！でも正解だったかな？全員揃ったねぇ。」
zm「お、怪物じゃぁん」
em「友達か何かなの？？！ちょっと？！」
os「おっけぇあれを傷つけずに倒せばええんやな？」
zm「え、聞いてへん。それ詰みやん。」
tn「だーかーらー魔法でぺ神になんとかしてもらおうと思って呼んだんや！！」
あ、そう言うこと。なんて納得しながら頷くゾムといくら魔法でも無傷では厳しいと青ざめるぺ神。そりゃ魔法だって実質物理的なものが多い。世の中そんなに甘くないのだから。
しかし相手は怪物といえど所詮本。紙束に過ぎないのだ。それこそ正義のヒーローみたく精神を浄化して悪の心を研ぎ澄ましより洗練されたものにする…みたいなものがあればいけるのではないか…
sha「やからさっきから全部聞こえとんねん！！」
tn「…いや今回はシッマの独り言が功を制すかもしれんで。」
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年7月23日 18時
