ほうかい ページ29
『騎士、なのは多分聖女を守る役割だから…？じゃないかな』
rb「…というか聖女自体に夜を浄化する力があるんならなんでアムネシアを助けにこんし、なんなら自分の身を自分で守られへんの…？」
sha「そういうとこやで…」
ut「そういうとこやで。」
rb「なんでやねん！！！」
なぜ、聖女達はイグノアーへ逃げたのか。それが単に、恐ろしかったからではないような気がして。逃げなければならないほど強大な夜には出会ったことがない。そりゃ、だいぶ怖かったけど。少なくともシャオロンがいれば倒せることがわかっているから今は少し余裕を持てている。
tn「行くんやったら俺もついてく。お前ら、アムネシアの境界線行ったことないやろ。」
ut「えぇ…なんかやばそうやな…。」
tn「やばいで。まず夜の量が圧倒的に違うわ。大人数なのはバレやすすぎて潰されるのはおろか、逃げながら倒せなきゃまず街を出ることすら叶わん。」
zm「街の外で電車に乗れるん？」
tn「おう。アムネシア市内には駅はない。」
『えき？』
ut「電車に乗るための場所やな。バス停みたいな。」
sha「なるほど…。」
俺がついてく、ただし死にたくなければやり方は従え。それがトントンの話だった。しかしその勝手さに見合う、いやそれ以上に彼はたくさんのことを知っていた。そもそも電車なんて本で見たことあるぐらいだった。それは私だけではなく、シャオロンやロボロも同じようで曖昧そうに頷いている。
tn「まず、本気で街を出ること自体が難しい。やから駅まではツマンセで動こうと思っとる。倒せるやつと、わかるやつ同士で。ゾムとロボロは慣れとるやろから2人で動き。」
zm「おっけー。え、駅ってどこにあるん？」
tn「街でてすぐ先にある建物やな。そこが全体の集合場所。Aはシャオロンと動け。見えるやつと触れるやつ同士で組んだ方が動きやすいやろ。大先生は俺な。」
sha「わかったわ。A、地図読める？？」
『方位磁針ありなら。』
ut「えぇ…」
tn「嫌なら1人でもええんやで？」
ut「嘘ですやん！！一生ついていきますやん！！」
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noroma±睡魔2号店(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！気分投稿ですけど…頑張ります！ (2023年3月12日 21時) (
レス) id: bb5893bd99 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - インフル…！体調第一で大丈夫ですので！！ (2023年3月7日 22時) (レス) id: c680ea5625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年2月3日 18時
