崩壊 ページ27
夜に呪われた街から、夜の影響がある街へ。
zm「アムネシアを出る？！！無理やろ？！恐怖の館の会議室改修は？！奇病の解決は？！どないするん？！まだ問題だらけなんに、やることいっぱいあるんにそないなこと言ったって…問題が増えるだけやろ！！」
tn「俺もあんまり…第一、ロボロもまだ完治してない。どのみちどの街に行くにせよ1夜近くかかることを考えると負担がデカすぎる。それにアムネシア出ても行くとこないやろ。」
否定的な意見を述べる2人とそれに肯定するように頷くロボロ。アムネシアは、他の街からかなり離れていて、どこに行くにも時間がかかるのは事実だし、ロボロの頭の怪我への負担も大きいと思う。
『だから、行けるメンバーで行こうかなって。』
zm「どこにやねん！！どこに行くにせよ、夜使いが動くのは“危なすぎる”。」
ut「大丈夫やで。トントンもよう知っとるやろ、心の声がうるさいわ…。お前の思っとる通りのとこやで。」
tn「っ！！！そこは、そこはあかん！！」
大先生がどうやらトントンの心を読んだようで、安心させるように、けれど問い詰めるようにそう言うとトントンの顔色が変わり焦ったように首を振る。
ut「俺は心が読める、言うても映像は汲み取れん。言葉しかわからへん。けどな。そんな悪いとこなんか…？結界張ってくれたっていう“チーノ”がいる
rb「え、イグノアーに行くん…？」
sha「ロボロ行ったことあるん？」
rb「ないけど、昔仲良かった奴がそこ行ってん。というかアムネシアから越してく奴って大体イグノアーちゃう？」
『そ、そこ。私が目標をイグノアーにした理由。』
オスマンという人に会ってきたこと、夜は、人間の負の感情で生まれること、かつてこの街は、夜に呪われた街であったこと。聖女という人間がその夜を抑えたこと。その全てを街が忘れていること。夜使い___ナイトはイグノアーに行ったこと。そして聖女もそこにいる可能性が高いこと。全てをできる限り丁寧に伝える。その度に、ゾムやロボロは考えるような表情になったり、驚いたり、焦ったり。しかしトントンだけは、その全てを知っているかのように、知ってしまった私たちに対して呆れているように、どことなく悲しそうな目をしていた。
tn「知ってしもたんか。」
『知ってたんか。』
zm「ついてけへん…どゆこと？俺らは“
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noroma±睡魔2号店(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！気分投稿ですけど…頑張ります！ (2023年3月12日 21時) (
レス) id: bb5893bd99 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - インフル…！体調第一で大丈夫ですので！！ (2023年3月7日 22時) (レス) id: c680ea5625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年2月3日 18時
