今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:118,319 hit
小｜中｜大
28. ページ28
「ごちそうさまです‥」
『いいよ、タクシーで帰る？』
結局、たくちゃんがご飯をご馳走してくれて。
「大丈夫、私は電車で」
『ふーん、そっかじゃあ駅まで送る。』
二人で、駅までの道を歩く。
飲みすぎちゃったのか、足が少しフラついて。
『明日ちゃんと会社行けんの？(笑)』
「大丈夫すぐ寝ます‥」
自然に差し出された手を、
自然に掴んで、歩く。
恋人みたいだなあ、なんて思ってて。
私はすっかり彼が誰なのかを忘れていた。
少しの黄色い声のあと、
『あの！もしかして、超特急のタクヤくんですか‥？』
酔いが覚めたのが、一気に分かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかり | 作成日時：2016年8月6日 23時
