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27. ページ27
「たくちゃん、酔っ払ってる？」
『そんなわけねーだろ、バカ』
少なくとはお前よりは酔ってねえ
そう言うけど、私よりもたくさん飲んでるよね？？
『佑亮の事、好きなんでしょ？』
「えっ何で」
バレてる。
私がえっと大きい声を出すと、
そんなことなんてお見通しなんだよ、ばーか
そう言ってたくちゃんは少し笑った。
『いくら幼馴染とはいえ、男女2人で泊まって、
何も手出されてないってそれ、どうなの？』
「うっ‥あ、でも手繋いだし」
『てめーらは中学生かよ』
「私‥そんな魅力ないですか」
ないのは分かってるけど、
そう考えると割と落ち込む。
『あるかないか、このあと試してみる？』
「は？」
「酔っ払ってますよね」
『栞里の顔の方が、赤いけど？』
パッと顔を抑えると、確かに熱い。
たくちゃんが変なこと言うからじゃん。
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作者名：あかり | 作成日時：2016年8月6日 23時
