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25. ページ25
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『で、佑亮と付き合ってんの？』
「は？」
平日の夜。
恵比寿のバーで、突拍子のない事をいうのは、
目の前でご飯を食べてるたくちゃん。
なんでたくちゃんとご飯を食べているかと言うと。
《仕事の後どうせ暇でしょ？夜飲み行かね？》
今日の仕事中、たくちゃんから連絡が来て。
どうせ暇でしょ？って失礼な‥。
と思いつつもどうせ暇な私は誘いに乗るわけだけど。
席について早々、
佑亮の話をされると思わなかったから、たじろぐ。
「なに、その質問‥」
『いや、この前レッスンのときさ、佑亮が、
《栞里とお泊まり会した〜〜！》って
楽しそーに言ってたからさ』
お泊まり会‥。
『お前、鍵会社に忘れて入れなかったんだって？バカだな』
「‥佑亮のやつ‥。。」
すっかりバレてるじゃないですか。
佑亮、このやろう。
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作者名：あかり | 作成日時：2016年8月6日 23時
