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…
相乗効果でワインも進んでしばらくして。
「大輝めん、私気づいたんだけど」
『ん？』
いつの間にか背もたれにしてたソファーに座って、
DVDを見ている大輝の横顔に声を掛けた。
「ワインってけっこう、酔うね」
『…でしょうねえ』
お酒は弱いほうじゃないと思う。
だけど、サワー1杯とワイン一杯じゃ全然違くて。
違うにも関わらず、私はさっきから何杯飲んでるんだろう。
「お気づきかもしれませんが、私、酔うと眠くなるんだよね」
『存じ上げてまーす、笑』
ぼーっと見た時計は22時を回っていた。
終電にはまだ時間はあるけれど、
もう眠くて眠くて眠くて仕方ない。
『明日なんか予定あんの？』
「特には無いけど…」
『寝ていいよ、終電近くなったら起こしてあげるから、』
ふわりと大輝が笑って。
背もたれにしてたソファーをポンポンと叩いた。
ゆったりとした音楽がテレビから流れて。
「ん…お言葉に甘えて」
私もソファーに座れば、首も揺れて。
『おやすみ』
意識が遠のく前、大輝に引き寄せられたような気がした。
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あかり(プロフ) - 。さん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！励みになります。これからも最後までお付き合いください◎ (2017年10月25日 8時) (
レス) id: 7a52df4d5b (このIDを非表示/違反報告)
。 - すごく凄く面白くて表現がとても綺麗で読んでいてきゅんって、できるような作品でとても好きです。 (2017年10月25日 0時) (レス) id: ff129d1410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月24日 0時
