失恋テイスト【エース】 ページ1
「サボ、これはどこに置けばいい？」
「あー、それはパソコンの隣で」
新婚生活は思ったより大変だったけど、幸せもある。
今日、新しい我が家となるこの家でダンボールを開ける。
「…ふふ、懐かしい」
「ん？どうした？」
「んー、なんでもないよ」
ダンボールを開けば覗いた写真。
苦いチョコレートみたいな、そんな私の初恋。
叶わなかった初恋。
この小さな写真の中で笑うあなたは今も元気かな？
今でも鮮明に覚えてる。
・
10年前___
「A、球技大会何するか決めた？」
「うわ、ナミ。おはよ」
朝からナミは私に突撃。
思わず転びそうになったのを踏ん張って挨拶した。
「んー。私、運動嫌いだからなあ」
「出たくないの？」
「休もうかな」
高校生と言えば、青春真っ只中。
晴れて華のJKという肩書きを得たんだから少女漫画みたいな恋がしてみたいな、なんて。
学生だからって運動するのは嫌。
「マネージャーすればいいんじゃない？」
「マネージャー？」
「うん。ウチの学校は球技大会に力入れてて1ヶ月前から練習するとこも多いみたいよ」
「ふーん、青春じゃん」
「アンタ彼氏いるでしょ」
ナミにそう言われて思い浮かべる彼氏の顔。
まあ、マンネリ化進行中で私はもう別れたいんだけどね。
「まあ、彼氏は置いといて。聞いてみようかな、マネージャー」
この時はまさかこの選択が後悔するなんて思ってもなかった。
・
「じゃあ、また明日！」
「うん、気をつけてね」
先生に呼び出しされてた私はナミに手を振って教室に戻る。
「呼んでおいて来ないじゃん」
なかなか来ない先生を愚痴りながら待つこと30分。
呼びに行くのも面倒くさいし、帰ろ。
そう思って鞄を持った時、
ガラッと勢いよく教室のドアが開いた。
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saki(プロフ) - ちいず 。さん» ありがとうございます！ (2020年8月26日 22時) (
レス) id: aca7ca3bb5 (このIDを非表示/違反報告)
ちいず 。 - sakiさん» わかりました！少しお待ちください(^^) (2020年8月26日 21時) (レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - ちいず 。さん» はい！ (2020年8月26日 20時) (レス) id: aca7ca3bb5 (このIDを非表示/違反報告)
ちいず 。 - sakiさん» わかりました(^^)全員を同じ物語に登場させるという事でよろしいでしょうか？ (2020年8月26日 20時) (レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - ちいず 。さん» マルコ・エース・サッチ・ハルタ・イゾウ・シャンクス全員で甘々な感じでお願いします。何人かにしぼってもらっても構いません。 (2020年8月26日 16時) (レス) id: aca7ca3bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月10日 23時
