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はじめさんは、エイジが言っていた通り何処か人見知りそうな雰囲気のある人だった。
私の動画をよく見てくれていたらしく、打ち上げの時に緊張して声をかけられなかったので、エイジを通して、事務所で動画撮りませんか？と連絡をしてくれたのだ。
私もはじめさんの動画はずっと見ていたから、その連絡が来た時はとてもとても嬉しくて。
画面で見るより顔小さいなあ、背高いなあと思った。
「はじめまして」
「はじめまして」
「うわぁ、生だ。もうずっと動画見てます。めちゃめちゃファンです」
「ありがとうございます！こちらこそですよ」
そんなよそよそしい挨拶から始まった、はじめさんとのご対面。
人見知り同士だからこその親近感？かなんかで逆に話せるようになるもので。
最終的には、
「俺もっとAさんキチガイなのかと思ってました笑 動画が破天荒すぎて笑」
とまで言われるようになった。
「ひどい笑」
「んふふ。ごめんなさい嘘です笑」
そう頭をかきながら言うあたり、憎めない人柄で、この人と仲良くなれそうだな〜なんて思った。
そんな時
「ていうか、Aさんエイジと付き合ってるんすよね。どうですか、彼氏のエイジ笑」
ふと話を振られた。
「どうですかって笑」
「どんな感じなの？彼氏のえいちゃんは」
「えーっと…」
恥ずかしながらも少し考えてみる。
そう聞かれると、なんだか出てこないのだ。
エイジのことを知っているようで知っていない。そんな感じ。
なんか、まだまだ足りないんだなって思った。
良く考えれば、出会ってからまだ2ヶ月なんだもんな…なんて考え出して止まらないでいたら、
「あれ？好きじゃないんじゃないですか？笑」
なんてはじめさんにニヤニヤして聞かれて思わず焦る。
「いや、好きですよ笑」
「本当に〜？笑」
「本当ですよ笑 人としても尊敬してますし」
「へぇ」
「一緒にいて楽だし、私のこと理解してくれるし。
…あっちはどう思ってるか知らないですけど笑」
「ふーん」
私が言うと、もっとニタニタしだしたはじめさん。
仲良くなれそうって言ったのやっぱり撤回。
そのエイジに似たようないたずらっぽい笑顔。
「えいちゃんがAさんのことどう思ってるか知りたくないすか？」
「…」
「えいちゃん、来て〜」
「ええっ！」
一ヶ月くらいエイジに会っていなかったところだ。
その掛け声と共に部屋に入ってきた、赤い髪の毛に目を疑った。
目が合うとふふっと笑われた。
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02番(プロフ) - Almaさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 23e627fa3b (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - めっちゃ良いです！！大好きです！！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 1946b84f54 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - こうめさん» 光栄過ぎます……ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 私、このお話すごい好きです、、今読んでいる中で一番です（ ; ; ）更新楽しみにしています。頑張ってください！！ (2019年3月28日 4時) (レス) id: b5712753e7 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - Le mont saint michelさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：02番 | 作成日時：2019年3月9日 17時
