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「はい！では！みっくんりっくんエイジそらの順で発表して行きたいと思いまーす」
黒いマントを羽織った4人が、私の前に並んでマントを脱いでいく。
ツリメさんの服は、見た瞬間吹き出すほど独特で面白い。
「これ一番手で大丈夫ですか？笑」
「俺本気で選んだんだけど！」
「面白い笑笑」
「ねえ！」
リクヲさんの服は、至ってカジュアルで当たり障りのないシンプルな感じが素敵なコーディネート。
「あーいい。いいですね」
「やばい、Aさんのいいはにやけますね」
「キモイなあ笑」
エイジさんの発言に「うるさいな」と言ったリクヲさん。
ふふとまた笑ってしまい、そんなエイジさんのコーディネート。
「えっびっくり」
「ダメ？」
「ううん。めっちゃいい」
「あーやっぱ？」
そう言うもんだからなんかムカつくけど、スポーティながらも靴やメガネの小物がいちいちオシャレで、上級者な匂いがプンプンした。
確かに、この間のユーフェスの時も可愛いズボン履いてたよな…。
オシャレでもあるのか。
と感心していたら「早く俺の！」とそらちぃさんが急かすので、そらちぃさんを見ると、
「ええ、なんか残念！」
「なにそれ！」
「これ見てる女子の皆さん、これどう思います？」
なんか少し残念で、あともう一歩感がすごい。
腰についてるチェーンを手に取って視聴者に同感を求めると、そらちぃさんに恥ずかしいからやめてよ〜と言われてしまった。
「はい、てことでね！Aさんに順位を付けてもらいたいと思います！」
「もうわかってるよぉ〜」
自信満々なエイジさんと駄々をこねるそらちぃさんですが、ここはサクッと行きます。
「4位、ツリメ。3位、そらちぃ。2位、リクヲ。1位エイジ！」
「やったあああ！！」
両手を上げて喜んだエイジさん。
なんだか可愛くて、声を上げて笑ってしまった。
エイジさんはそして、私と肩を組んで、
「てことで。僕は１位になったので、明日Aさんとこの格好でデートに行きたいと思います！」
とさりげなく言った。
…ん？
「デート？」
「は！？聞いてない聞いてない！！」
「おかしくない！？」
「おかしいだろお前さあ！！」
「ちょっと明日用事があって」
「嘘でしょ。明日も行ける提でここ来たじゃん」
「…」
…なんでこんなことになってしまったのか。
その時はひたすらにそう思うばかりだった。
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02番(プロフ) - Almaさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 23e627fa3b (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - めっちゃ良いです！！大好きです！！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 1946b84f54 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - こうめさん» 光栄過ぎます……ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 私、このお話すごい好きです、、今読んでいる中で一番です（ ; ; ）更新楽しみにしています。頑張ってください！！ (2019年3月28日 4時) (レス) id: b5712753e7 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - Le mont saint michelさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：02番 | 作成日時：2019年3月9日 17時
