〇 eiji ページ34
はじめくんに協力して貰って、なんとかサプライズでAに会うことができた。
…正直、もうAとバイバイした次の日には会いたくて。
こんなの初めてで戸惑うも会いたくて仕方なくて。
やっと会えた時の喜びが半端なかった。
それに、俺がでてきた時のAの顔が、めっちゃ可愛くて、思い出しただけでニヤける。
「…エイジ」
と俺の名前を呼んで、屈託のない笑顔で笑いかけるAに、ドキッと胸が弾んで。
酔っ払ったAが特に可愛いと言うこともよく分かった。
動画では見ることの出来ない新しい一面。
少し赤い頬と、少し重そうな瞼と下がった目尻。
上手く回っていない舌までもが愛おしくて。
2ヶ月前の俺には想像出来ないだろうな。
って思いながら、そんな君に、
「…会いたかった」
そう呟いてしまう俺はやっぱりダサい。
酔っ払ったAに「可愛い笑」と馬鹿にされながらも首元に顔をすり寄せると、Aのさっぱりした植物系の香水の香りがして。
流れるようにキスをすると盛れる吐息が、可愛くて。
これもまた、微かに香るAが呑んでいたレモンのお酒の香りが心地よかった。
唇を離してキスを終えると、「エイジ」と小さく俺の名前を呼ぶA。
まだ慣れない。ドキッとしてしまう。
「ん？」
「…私も会いたかった」
潤んだ目で俺の瞳を見て、Aは言う。
その時、あー、俺めっちゃAのこと好きだな。って思った。
「知ってる」
「そっかぁ笑」
いつもみたいに、うざい笑 と笑うわけでもなく、そう言うA。
完全に酔いが回ってる。
我慢できそうにない俺。
「…酔った勢いで抱くの嫌だったんだよなぁ」
「…ん？そうなの？なんで？」
こぼすように俺が言うと、Aは少し微笑んで首を傾げる。
…そういう所。
あざといのに、ガチなんだから困る。
「…Aが大切だからなんじゃない」
可愛すぎて思わず他人事のように言ってしまう。
「そっか」
嬉しそうに笑うA。
「…いいのに。エイジになら」
ほら、またそういう事を言う。
一枚上手を行く。
俺はもう一度Aにキスをして、そのままゆっくりとソファの上に押し倒す。
ギシッといった音さえ心地いい。
「じゃ、遠慮なく〜」
俺が言うと、満足気に「はい」と応えたAを、
その日は思う存分抱いた。
会えなかった分の隙間を少しずつ埋めるように、Aの身体に触れた。
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02番(プロフ) - Almaさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 23e627fa3b (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - めっちゃ良いです！！大好きです！！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 1946b84f54 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - こうめさん» 光栄過ぎます……ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 私、このお話すごい好きです、、今読んでいる中で一番です（ ; ; ）更新楽しみにしています。頑張ってください！！ (2019年3月28日 4時) (レス) id: b5712753e7 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - Le mont saint michelさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：02番 | 作成日時：2019年3月9日 17時
