【イナゴ】私の両親はエイリア学園最強でした。【シード】 (ページ12)

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11story ページ12

「行くぞ」と言われてやってきたのはさっきいた場所とは違う、

すごく豪華な部屋だった。

奥に見える黒い机と椅子のところには見覚えのあるような、ないような人がいた。

「こっちへ来い」と言われて、奥のところへ歩いて行った。

少し離れたところで足を止め、その人物の顔を見た。

やっぱり、豪炎寺修也だよね？

パパの友達の......

イ「俺の名前はイシドシュウジだ。先に言っておくが、豪炎寺修也ではない。」

急に自己紹介をされ、私が思っていたことも、尋ねる前に否定された。

イ「基山にここに来てもらったのは他でもない。ここへ来て2日で化身を出すとはなかなかの才能の持ち主だ。」

私は褒められているのか？

貴「ええと、ありがとうございます.........？」

イシドシュウジは表情を変えないまま、話を続ける。

イ「だからその才能を認めて、お前にチームを与える。」

そう言って、誰かに合図を送った。

合図を送った先には、私のユニホームと同じのを着た人たちが立っていた。

イ「君たちのチーム名は、イズトイ。」

『イズトイ』おもちゃのよう。って、バカにしてんの？

私はとにかく早くこの部屋から出たかった。