wrwrd国武器庫の花嫁 (ページ7)

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(emEND１)　　　　　　理由ページ7

emside-

私は今、何もすることが出来ない。非戦闘員である私が兄さんに勝てるわけが無い。

とても、もどかしい。そして、私は知っていた。

この気持ちの名前を

自分みたいなヤツにチャンスは無いということ

彼女への一方的な片思いであることをーーー。

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youside-

兄さんと私は逃げ切れずゾムとひとらんの手によって捕まった。

2人ともなぜか私達に対する敵意が無かった。

gr「あぁ、おかえり兄さん、A。」

連れて来られた総統室では

椅子に寄りかかり楽しそうに笑っているグルッペンさんの姿があった。

そこで話されたのは大きく2つ。

１、私はこれから死んだことになるらしい

２，城から出てはいけないということだった。

びっくりした皆、私の過去について何故か知っていて

「Aは悪くないよ」と声をかけてくれた・・・・。

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自室に戻ろう、さすがに疲れた。

？「あの！Aさん。」

振り返るとエーミールさんがいた。

「どうしたんですか？」

em「Aさんに話したい事がありまして、紅茶でも飲みながら・・・と」

「そうだったんですか。行きます着替えてから行くので待ってて下さい！」

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資料室ー

em「Aさんいらっしゃい。」

「お邪魔します。」
彼の顔は少しいつもと違って見えた。

なんだろう・・・

em「Aさん、私は貴方の事が好きです。」

「え！？」

いきなりの告白にとても驚いてしまった。

私は彼が好きだけど好いて貰えてるなんて知らなかった。

em「ですが、私なんかじゃ貴方とはつり合わないし、戦えないので貴方を守れない」

「そんな！」

em「いえ、ですが身の程知らずにも程がありますが」

こんな頼りない私とどうかお付き合いして貰えないでしょうかーーー。

彼が顔を赤くしながら精一杯伝えてくれて嬉しかった。

大好きな彼は優しくはにかんで「ダメ・・・でしょうか？」と聞いてくる。

「い、え・・・私はエーミールさんがいいです。だからこんなだなんて言わないで？」

つい、涙が溢れてきて、喉の奥がぎゅっとしまるでも・・・言えた。

em「いいんですか！？」

「はい、これからよろしくお願いします。」

em「Aさんの所絶対に幸せにします。」

今までもこれからも私の一番近くにいるのは

エーミール、貴方です。