wrwrd国武器庫の花嫁 (ページ6)

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（syaEND１）　　　　　プレゼントページ6

syaside-

sya「Aちゃん・・・どこにおるん。」

俺はゾムやひとらんが城から出て行ったそのすぐ後を追うようにして城を飛び出した。

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youside-

森を進めば進むほど木で月明りが無くなっていく・・・

兄さんは私が見つからないように・・・と

わざと違う方向に足跡を付けたり枝を折ったりしに行っている。

はぐれたら私は森をさまよう事になる。だから待ち合わせの洞窟でじっとしているしかない。

段々と肌寒くなってきた。

「兄さん・・・。」

すると、

？「こんな所におったんか、探したで？」

洞窟の入り口を覗き込むようにシャオロンさんが立っていた。

「あ・・・・」

sya「ほら、せっかくのドレスが汚れてしまうからはよこっちおいで。」

どうして・・・？彼は何故いつもと変わらない優しい笑顔を向けてくれるの

「っーーー。」
彼の手を取るのをためらってしまう。

sya「もう、しゃあ～ないなぁ。ほれっ！」

彼が私を勢い良く引っ張り出した。

その反動で小さな私の体は彼の腕の中にすっぽりと収まった。

「しゃ、シャオロンさん・・・。」

私が戸惑って彼の名前を呼ぶと・・・彼は急にムッと表情を変えた。

sya「その、シャオロンさんって言うのやめてや。シャオちゃんって言って！」

「しゃ、シャオちゃん？」

sya「そ！大先生だってあだ名なのに俺だけさん付けとか嫌やもん。」

彼はさっきから様子が変だ・・・

今までと変わらない態度で話しかけてくれる。

どうして・・・？

sya「wwwどうして～？って顔しとるな？」

「！」

sya「俺はどうしてもAちゃんがどんな事をしていようと

　 Aちゃんの事、敵だなんて思えへんもん。」

嘘だ、そんなの

sya「俺はAちゃんが好きだから俺のそばにずっといて欲しいねん。」

なぁ、Aは？俺んとこ好き？ーーーー

「す、好き。」

私は彼の明るい人柄と優しい笑顔がずっと前から

「私はシャオちゃんの所！好きです！」

大きな声で彼に伝えるように自分の中でけじめをつけるように

気持ちを伝えた。

sya「んふふ！じゃあ、そんなAにはこれを・・・」

そういって彼は私の指に指輪をはめた。

sya「好きやからやで・・・？A。」

「うん。」

今までもこれからも私の一番近くにいるのは

シャオロン、貴方です。