wrwrd国武器庫の花嫁 (ページ3)

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(knEND１)　　　　　偽りの無いページ3

「兄さん！？」

兄さんが一緒に走っているさいちゅうに急に倒れた。

ni「あ？」

兄さんの腹部から血がにじんでいる。

ni「くっそ！鬱か！アイツわざと急所外したな！？」

兄さんが城のベランダの方を見る。

「ど、どうしよ・・・。」

ni「大丈夫だ、このまま行く。」

「でも！」

ni「なら！俺をおいてけ！！」

「嫌だ！」

私のためにここまでしてくれたのに・・・・そんなのって・・・

ni「ここで無駄にするのか！？良いのか！？」

「でも・・」

ni「後から追いつくから！頼む！」

そんな、今でさえ地面にひざが着きそうなのに

「兄さん・・・・」

？「おっと、そこまでやで？２人とも。」

ni「コネシマ・・・」

kn「分かってたんに何で逃げたんや、兄さん。」

「シッマ・・・」

兄さんにそう問いかける彼は

怒ってるようにも、泣きそうになってるようにも見える。

kn「愛なんてフィクションやで、何でそんな事するん？」

ni「今のお前なら分かると思うけど？」

kn「分からへんよ。」

ni「いや、お前はもう愛がどういう感情なのか知っている。」

kn「まぁ、仲間に対する愛は知ったつもりやで？」

ni「そうじゃないやろ、Aに対してお前が思ってる愛だよ。」

「兄さん、それ以上喋っちゃ・・・・」

ni「ごめん、Aこれだけは」

横腹をおさえながら兄さんが向かい合う。

ni「お前は良いのか！？お前が好きになれる人間なんて！」

kn「そんなん分からんやろ！！」

ni「Aをお前が見る目は今までに無いくらい優しかった！！」

兄さんの顔がだんだん血が抜けているのか青白くなっていく・・・

「に、兄さん・・・」

ガサッ・・・

？「兄さんはもう、ぺ神に見て貰わんと。」

「マンちゃん・・・」

os「兄さん、これ以上は見過ごせんよ。今回のは無かった事にしたるから」

ni「・・・」

os「コネシマは一回Aちゃんと話して。」

kn「・・・おん。」

os「ほら、兄さん肩貸すよ。」

ni「すまん。」

「・・・・」

kn「・・・・」

kn「なぁ、A俺、Aの事が好きやねん。」

「え・・・」

kn「認めなくなかってん、でも・・・Aが好きや。俺に養われてくれへん？」

「・・・はい。」

kn「ごめんな、何か」

「何が？」

kn「やっぱ、何も無いわ。」

今までも、これからも私の一番近くにいるのはコネシマ貴方です。