wrwrd国武器庫の花嫁 (ページ1)

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(zmEND１)　　　　一番ページ1

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ht「こっちいた！早く来て！」

途中で追っ手をまくために別れた兄さんが見つかってしまった。

「どうしよ・・・」

だが、この森を抜ければ大きな街がある。

そこへ紛れてしまえばいくらゾムでも時間がかかるはず・・・・

「あ、明かりっーー。」

街の明かりが見えて走りだす・・・

？「なぁ、どこ行くつもりなん？」

ガシッ

「ぞ、ゾム・・・」

zm「聞いてるんやけど？どこ行こうとしてるん？」

「関係無いでしょ！？離してよ！」

関係無い訳ない、彼からしたら私は敵なのだから・・・・

好きな人から向けられる敵意に涙が出そうになる。

zm「A、戻ろ？」

「嫌・・・」

zm「何で？」

「今まで通りになんてもう・・・ならないもの。」

zm「大丈夫やから、な？帰ろうや・・・」

『帰ろう』・・・あそこはもう私の帰る場所では無くなってしまった。

大好きな彼らがいるあの場所に私もいたかった。

zm「A・・・」

ゾムが私にそっと近寄って、

「やめて！」

ぎゅっ・・・・

zm「A・・・・好きや。俺の前からいなくなろうとしんといて。」

「無理だよ・・・もう・・・」

大好きな彼と両思い・・・

でも、もうそれにも意味は無い。

zm「俺のために、戻ってきて。」

zm「俺、Aがいないとダメなんや・・・。」

「無理ってさっきからずっｔ

ちゅ・・・

「んっ・・・・んう・・・」

zm「ぁはっ・・・嫌や。無理矢理でも連れ帰る。」

どうして？こんな私にここまで？

好きだから？

zm「A・・・・選んで。」

ー俺と戻るか、それとも俺の手で・・・ーーーーーーーー。

「っーーーー。」

zm「お願いや。俺と一緒におって？俺がAの一番になるから。」

「？」

zm「俺と結婚してや。」

大好きな彼からの・・・・

戻ったらどうなってしまうのだろう・・・

これは嘘じゃない？

でも、もしこれで最後なら自分の気持ちに素直に・・・・

「うんっ・・・ゾム・・・私も・・・」

zm「ん・・・さ！戻ろ！俺が連れてくな！？」

「うんっ・・・」

いつもの彼がもう見ることは無いと城から見た彼の顔。

また、こうして見れた。

「ゾム・・・」

zm「なに？」

「好き。」

zm「んふふっ。俺もやで？」

彼のエメラルドのような瞳が私を逃がさない。

今までも、これからも私の一番近くにいるのはゾム、貴方です。