疑う ページ9
「そんな訳ないだろうが！」
「じゃあそれを証明できんの？」
「お前ら...いい加減に...。」
『(ほら...信じようがないんだよ......)』
「まぁまぁ♪そんなに熱くなっちゃダメだよ♪
喧嘩なんてしたらゲーム主催者の思うツボじゃないかなぁ♪」
「チッ」
「ふん...」
奇抜なファッションを身に纏う男の子が仲裁し、
その場は収まったが、嫌な空気が流れたまま。
「み、みんな仲良くしよう！みんなで力を合わせたら、きっと出れるよ！」
「そういうフラグ立てるやつって早めに死ぬよねー。」
「フ、フラグ！？と、とにかく！仲良くしようや！」
『(そんなんでフラグ立てたら、真っ先に彼女、疑われるんじゃ......)』
思ったけど、言わなかった。
「仲良くするにも、狼は誰かを殺すかもしれないだろ？」
「まさか、本気で殺そうとか思ってないでしょ！」
「でも狼も羊を殺さなければ処刑されるんだろ？」
「まぁ、あのふざけた人形の言うことが本当ならな...。」
「じゃあ、やっぱり狼は...。
本当に誰かを殺そうとしてくる......かも......」
「・・・・・・」
なんとも言えない空気に駆られる。
「こうしてても、どうにもならない。
建物の中を探索でもしてみるか？」
「そうだね♪探索楽しそう♪」
「それなら、単独で動くのは危険だ。それぞれペアになって、探索エリアを分担しよう」
「まぁ、そっちの方がええなぁ...。」
一階を探索したい者、二階を探索したい者、
余った者などに分かれ、グループ分けをされた...
が...私は一人余っている。
「どうするか...」
「死んだって言われてる奴と一緒にいるのは、
安心できねぇよな」
「でも...一人だけにするのは...」
結論から言うと、警察というだけで小島タケオが一緒に居れば安心だ。
という事で私は飯田リンタロウも加えた３人で
大きな水槽やソファー、植物がある植物室へ探索に来ている。
「ふふふ♪結構大きな水槽だよね〜♪
これ、ピラニアかなぁ〜？」
『そうじゃない？知らないけど』
「魚なんか見てないでちゃんと探索しろよ」
『してるじゃん、魚も探索の一つだと思うけど？』
「確かに〜♪」
探索しろという割に、自分は辺りを見渡すだけで何もしない小島さんに私は無視を決め込み、
魚を見ていた。
魚を見ていたら、いきなり体が浮き、
一瞬の出来事に変な声が出た。
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フォルティス(プロフ) - 純（仮）さん» ご指摘ありがとうございます!分かる範囲で修正させていただきました、これからもこの作品を楽しんでいただけると幸いです^ ^ (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - あ、最初のほうだけですけど、、、 (2019年9月17日 17時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - おもしろかったです！ただ、、、ほとんど名前が梓だったのですが、、、主人公の名前、あってますか？ (2019年9月17日 16時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - 葵さん» 楽しみにしていただき、光栄です(*´ω｀*)更新頑張ってキープしますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(*´ω｀*)ご期待に添えるよう頑張っていきたいと思いますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルティス | 作成日時：2018年5月22日 18時
