前しか歩けない ページ32
「どちらにせよ、もう、後戻りはできませんね...。」
オサムさんの一言で全員の表情が怖くなり、不安が広がる。
「とにかく、俺たちの推理は正しかった。」
「と言うことは脱出の扉が開くんですよね？」
新村さんは自分を言い聞かせるように、オサムさんは今の出来る限りの事を。
ウルフは教えてくれた。
「その通りだ。狼の処刑に成功したため、脱出の扉が開く。」
「それではいきますよ！オープンザ！ドア！」
１人だけテンションの高いメリーは３階の扉を開け、中に入っていった。
参加者の私たちは恐る恐るそのドアから外へ...
と、思ったけど、扉の先はまた部屋で。
ベットや壁に刻まれた文字そして、サトルさんに似た人形。
「こ、ここは...？外ではないですね...。」
「この部屋のどこかに外に出れる扉があるってことやろ？」
すると小宮さんがミサキちゃんの声を遮って、
叫んだ。
「み、みなさん！あれ！べ、ベットに誰か寝ています...。」
「ほ、本当だ！」
「だ、誰か布団めくってよ...。」
神木さんはいい考えだと言わんばかりに、小島さんを指差す。
「警察のおっさん！こんなときの為の警察でしょ！」
「なんだその言い方は！さっきまで、警察とか関係ないって言ってなかったか？」
「えー？ワタシそんなこと言ってないですよー！」
私はベットの横に立った。
これ以上、言い争いは聞きたくなかったから。
「Aちゃん...？」
「なんだ、そんなにやりたかったなら言えばいいものを」
「そもそもタケオさんが動かなかったから...。」
「なんだとっ！！？？」
「ヒィィ！すみません！！」
「Aちゃんにやらせるなんて、タケオさん大人気ない以前にカッコ悪〜い♪」
「う、うるさい！」
やれ！と言わんばかりの小島さんの目力に私は布団を持ってベットの足元に投げた。
すると、そこから出てきたのは「ユウヤ」と書かれたネームプレートを付けたマネキンが出てきたのだ。
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フォルティス(プロフ) - 純（仮）さん» ご指摘ありがとうございます!分かる範囲で修正させていただきました、これからもこの作品を楽しんでいただけると幸いです^ ^ (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - あ、最初のほうだけですけど、、、 (2019年9月17日 17時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - おもしろかったです！ただ、、、ほとんど名前が梓だったのですが、、、主人公の名前、あってますか？ (2019年9月17日 16時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - 葵さん» 楽しみにしていただき、光栄です(*´ω｀*)更新頑張ってキープしますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(*´ω｀*)ご期待に添えるよう頑張っていきたいと思いますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルティス | 作成日時：2018年5月22日 18時
