本当にこれでよかったの...？ ページ30
狼だと分かってか、マキさんは心なしにホッと息をつく。
けれど、今の状況で誰もサトルさんの存在を消し去り、
「よ、よかった...。」
と、呟く始末だ。
「彼はターゲットに騒がれないようにするために、睡眠薬を飲ませ眠らせました。
そして、寝ているターゲットに毒を注射して殺害。
そして、死体に輸血パックの血液をかけることで、刃物による殺害と見せかけました。
さらに、武器庫の見張りの片方に下剤を飲ませ...。もう片方の見張りを武器庫に１人にする状況を作り出し、そうすることで残った見張りに
疑いが向くよう仕向けたわけです。
けれど探索をしていた３人の１人である
Aさんに勘付かれ、Aさんはサトルさんの犯行を目撃した所、サトルさんはAさんを壁際まで追い詰め、殺そうとしました。」
メリーは事細かく、今回の狼ゲームの真相を教えてくれた。
「けれど間一髪、Aさんと行動していたミサキさん、チエさんが現場に来てしまうと勘付いたサトルさんは壁に追い詰め、横たわるAさんの腹部を蹴り飛ばしてからその場を去りました。」
うん、あれは痛かった...。
「じゃあ...俺も疑われるところだったのかよ...危ないところだったぜ...。」
「でも、ガチで処刑されちゃったんだろ...？」
「これは...私たちが殺したようなものかも...。」
「で、でも...あの人も弁護士のミホさんを殺してたわけですし...。自業自得では...。」
自業自得...？...この状況で自分を犠牲にして、人を助けるなんて、難しいことなんじゃないの？
たしかにサトルさんはミホさんの命を奪って死んでいった。
狼ゲームがなければサトルさんは人を殺すようなことしないんじゃない？
あなたは自分を犠牲にして、人を助けることができるの...？
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フォルティス(プロフ) - 純（仮）さん» ご指摘ありがとうございます!分かる範囲で修正させていただきました、これからもこの作品を楽しんでいただけると幸いです^ ^ (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - あ、最初のほうだけですけど、、、 (2019年9月17日 17時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - おもしろかったです！ただ、、、ほとんど名前が梓だったのですが、、、主人公の名前、あってますか？ (2019年9月17日 16時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - 葵さん» 楽しみにしていただき、光栄です(*´ω｀*)更新頑張ってキープしますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(*´ω｀*)ご期待に添えるよう頑張っていきたいと思いますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルティス | 作成日時：2018年5月22日 18時
