嘘は届いた？ ページ22
『(違う...けど、信じてもらえるの？言っても許されるの？
私が羊だと言えば、サトルさん、狼はどうなっちゃうの......？)』
私は悟った。私がここで羊だと答えれば、
サトルさんは確実...少しは疑われる。
けど、殺し方にもよるけど、私に罪が来るのは
確実...それなら...
『..................』
でも...
答えが分からなかった、何て言えばいいの？
何て言えばサトルさんは助かる？
私が罪を被れば少しは報われる？
でも私は、やらなきゃいけない事があるのに...
何も出来ないで私は死ぬの？生きるの？
「Aちゃんひょっとして狼〜？」
「本当にそうなの？」
「う、裏切り者何ですか？」
答えなきゃ...でも、何て返せばいい？
「でも羊って答えても疑いは晴れないし、狼が自分から狼です♪なんて、名乗り出るはずないよね♪Aちゃんはどう？君はどっち側？」
私は...羊...狼は...米森さん...でもどうすればいい？
私は狼になって、人を殺してしまった米森さんを
見殺しにできてしまうの？
分からない...どうすればいい？......
『......ひ......じ......』
私は分からないぐらい小さな声で言った。
「え？何て？ごめん！もう一回いい？」
「わ、私も聞き取れませんでした...」
欺けた...そう思ってた。
「そっか〜♪Aちゃんは羊なんだね〜♪」
！！...っ...ビクッとした。
知って欲しくて、知られたくないその事実を...
「羊...私、信じるよ！」
「わ、私も...」
「僕も〜♪」
『.........』
私を信じてもいい事なんて何一つない。
だって私はみんなに嘘をついて偽っているから...
これを知られたら、主催者は狼ゲームを知ってしまった私をすぐさま処刑する......
すると、建物内にアナウンスが流れた。
「みなさーん、狼裁判開廷のお時間でーす♪
大広間までお集りくださーい♪」
「狼裁判やって...なんか、怖いなぁ...」
「え、もう狼裁判...？わ、私何も、準備できていない...どうしよう...。」
「わぁ、もう狼裁判の時間？誰が狼に選ばれて、殺されちゃうんだろうね〜♪」
『............』
「じゃあ♪みんなで大広間に向かおっか♪」
そうして私を含めた、４人は狼裁判が行われる大広間へと足を運んだ。
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フォルティス(プロフ) - 純（仮）さん» ご指摘ありがとうございます!分かる範囲で修正させていただきました、これからもこの作品を楽しんでいただけると幸いです^ ^ (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - あ、最初のほうだけですけど、、、 (2019年9月17日 17時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - おもしろかったです！ただ、、、ほとんど名前が梓だったのですが、、、主人公の名前、あってますか？ (2019年9月17日 16時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - 葵さん» 楽しみにしていただき、光栄です(*´ω｀*)更新頑張ってキープしますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(*´ω｀*)ご期待に添えるよう頑張っていきたいと思いますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルティス | 作成日時：2018年5月22日 18時
