見てはいけなかったもの。 ページ14
私とミサキちゃん小宮さんはしばらくキッチンでお茶をした後、建物内をもう一度探索してみようという話になった。
『どこから行く？』
「まずは一階から行こ〜♪」
「め、名案です」
リビングからシャワー・トイレルーム、キッチン、図書室、の順で探索している時だった。
２階へ上がる階段でコーヒーの匂いがして、
そのコーヒーの匂いは何かおかしな匂いがした。
気になった私は、２人を階段で待たせて
１人先に匂いのする植物室へと足を運んだ。
「ごめんなさい...でも、生き残る為なんだ...」
植物室には米森 サトルさんと、草の上に倒れる
海堂さんの姿があった。
私は２人を連れてこなくてよかったと思いながら、バレないように植物室のドアを開ける。
スマホで凶器の写真を撮ろうと思った。
けど、移動途中に「ギシ...ミシ」床が音を立てて、私の居場所を知らせてしまう。
米森 サトルさんは バッとこちらに振り返り、
私を見ると、まるで化け物を見たかのような
顔付きになる。
「何で...お前！いつからそこに！！」
『ヤバ...。』
米森さんはポケットを漁ると、何故かポケットから細くて長さがある針を取り出した。
「僕は、生き残る...んだ！お前なんかに、譲ってたまるか！！」
米森さんは私を追いかけ回してきていたが、私は
手にある針を交わしながら、後ろ歩きで移動していた為、私は後ろにあった物に気づかず、後ろ向きに転倒。
頭を打ったようで、凄く痛くて体が上手く動かせなかった。
「さぁ死んでくれよ...。」
腕を持たれ、注射器を打たれそうになった時、
ミサキちゃんと小宮さんの声が聞こえてきた。
「 A ちゃーん！何があったんー？返事してー！」
「あ、 A さーん...！」
「クソっ...！」
『うぐっ！！』
米森さんは私を見ると、時間がない、今私を殺せば狼だとバレてしまうかもしれないと、去り際に私の腹辺りを蹴り飛ばし、私は壁に背中をぶつける。
バタバタと音がした後、私の頭はフラフラしてくる。
ヤバイ...頭が痛い...お腹も、、、私...、助かるのかな...。あれ？前にもこんな事......。
「 A ちゃ......キャーッ！！」
「.......っ.....！！あ、 A さん？ミホ...さん？」
２人とも...無事でよかった...
私は意識が曖昧になって景色も音もボヤけていった。
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フォルティス(プロフ) - 純（仮）さん» ご指摘ありがとうございます!分かる範囲で修正させていただきました、これからもこの作品を楽しんでいただけると幸いです^ ^ (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - あ、最初のほうだけですけど、、、 (2019年9月17日 17時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
純（仮） - おもしろかったです！ただ、、、ほとんど名前が梓だったのですが、、、主人公の名前、あってますか？ (2019年9月17日 16時) (レス) id: b6bc3c9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - 葵さん» 楽しみにしていただき、光栄です(*´ω｀*)更新頑張ってキープしますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
フォルティス(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(*´ω｀*)ご期待に添えるよう頑張っていきたいと思いますね(//∇//) (2018年6月22日 18時) (レス) id: 9529d31184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルティス | 作成日時：2018年5月22日 18時
