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歓迎会 - 9 ページ41
ドアが開くとビアンキがイノシシを担いでいた。
獄寺「うがーっ」
倒れた獄寺がゴーンと不協和音を鳴らした。 たくさん練習してきただろうに…不憫だ。
ビア「あら、隼人のピアノが聴けると思ったのに」
自分のせいだという自覚はまるでないらしく、彼女は心底残念そうにつぶやいた。
リボ「そのイノシシどーしたんだ？」
ビア「ロメオを追ってたら見つけたの。
リボーン、食べたい？ 料理してくるわね」
返事を待たずに台所へ向かってしまう。
ツナはビアンキがイノシシと格闘する様を想像してみた。
彼女なら獣が相手でも余裕で勝てそうだ。
リボ「待てビアンキ。 ごにょごにょ」
ビアンキに耳うちするリボーンを、ツナは不思議そうに見ていた。
ビア「…私1人じゃ時間がかかって仕方ないわ。
京子、ハル、それからフゥ太、手伝ってちょうだい」
フゥ「！！」
ハル「もちろんです！」
京子「私も！」
互いに顔を見合わせてからついて行った。
ツナからしたら恐怖の対象だが少なくとも2人はビアンキのことを姉のように好いているようだ。
ツナ(……リボーンはビアンキに何を言ったんだ？)
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作者名：波紋セラーノ | 作成日時：2020年4月26日 16時
