検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:63,552 hit

8.兄【ディーノ】 ページ30

??「よお! お邪魔してるぜ」


ツナが学校から帰ると、部屋にいたのは金髪のイタリア人男性。


ツナ「ディーノさん!」


ニカッと笑うディーノはツナの兄弟子にあたる。

何かを思い出したように部屋を見回すツナ。


ディ「あぁ、ロマーリオたちは先にホテルに行かせたぜ。

大人数で押しかけたらママンに悪いだろ」


気づかいは嬉しいがツナにはまた別の心配事が増えた。

普段頼れる男であるディーノは、部下の前でないとその本領が発揮できないのである。


ツナ(まあ、部屋にいてもらうぶんには大丈夫かな…)

ツナ「あ、今日はどうして日本に?」


ディ「日本には仕事で来たんだが…

並盛にいる知り合いに会っておこうと思ってな」


ツナ「知り合い?」



ピンポーン


奈々「はーい?あらぁ、この前も来てくれたわよね。

いただいた乾燥ポルチーニとってもおいしかったわぁ。


まあ、またお土産持ってきてくれたの? 気のきく子ね〜

ツナは自分の部屋にいるわよ」


丁寧に挨拶をしてからしっかりと靴を揃えて家にあがる繊細な動作。

しかし階段の下まで来ると、我慢できないといったように足音を立てて駆け上った。


ガチャ

兄 - 2→←家族 - 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
設定タグ:リボーン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:波紋セラーノ | 作成日時:2020年4月26日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。