174話 ページ35
マルコとAは街の様子を偵察するべく、二人で街を歩いた。
そしてエースとサッチの到着を待つ間、宿を取ることに。
人とおもちゃが暮らす国。
情熱の国。
それがドレスローザ。
その国にとって普通なことでも、二人にとっては異様な光景だった。
「やあ、お二人さん！お二人はご夫婦？ドレスローザへは観光へ？」
「ふっ、夫婦！？」
「…ああ、そうだよい」
「マ、マルんぐ！？」
「悪いねい。こいつぁ少し、照れ屋でよい」
「かわいい奥さんだね」
宿屋の店主との会話。
マルコ、と呼ぼうとしたAの口を手で抑えたマルコ。
ぼふんっ！
と顔を赤くしたままのAを見て、マルコは面白そうに笑った。
「マールーコ〜〜〜！」
「悪かったよい。ついAが可愛くてねい」
「か、かわ…！？」
「そうやってすぐ赤くなるところとかよい」
「か、からかってる！？」
「そんなことないよい」
「もう……マルコったら……！」
二人はドレスローザに入る直前、近くの島でカツラと服を買った。
ベッドにそのカツラをぺしっ！と放り投げたA。
夫婦なら同室がいいな！
と宿屋の主人の粋な計らいにより、ダブルベットの部屋へと通されてしまった。
「にしても、ほんと変な国」
「こりゃ色々と、裏に何かありそうだよい」
「裏って…何かマズイ感じの？」
「だろうねい」
宿の部屋の窓から外を見るAとマルコ。
その窓からは人とおもちゃが楽しそうに笑い、暮らす風景。
マルコの胸元のマークはシャツのボタンをしっかりと締めて隠し、Aの背中のマークもシャツで隠されている。
街を出歩いてわかったことはこれだけ。
「早くエースとサッチ、来ないかな…」
窓の窓枠にふう…と寄りかかり、空を見上げるA。
フーシャ村に帰ると言って、送り出したっきり会っていない弟。
久々に会える。
この後、ドフラミンゴが王下七武海脱退。
ドレスローザの王位を放棄。
と言う新聞がニュースクーによって配られた。
「ど…どういう事…！？」
「こいつぁ…お前らの弟かよい」
「な、何やってんの…？ルフィのやつ………」
七武海、トラファルガー・ロー。
麦わらの一味と異例の同盟。
ローに対する政府の審判は不明。
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ユーラ - どうか、更新してください！！マルコのかっこよさ見せてください (2022年10月8日 15時) (
レス) @page38 id: 26699e7081 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 見ててすごーく面白いです！！！！更新待ってます！！ (2020年10月18日 9時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
泡 - 更新停止していても待ってます！頑張ってください！ (2020年3月21日 19時) (レス) id: 78904f56ea (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 見てて面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年8月18日 16時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
柊.(プロフ) - 初めまして。このシリーズ好きで更新されたのを見てすぐ飛んできました、来週のONE PIECEが待ち遠しくてウズウズしてます（笑）更新頑張って下さい！楽しみに気長に待ってます。 (2019年6月19日 0時) (レス) id: c4e754f3c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんだ (旧 國子)
| 作成日時：2018年12月10日 20時
