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「あんたみたいなやつがいる限り、豹ちゃんや、みんなみたいに悲しい思い出を持つ仲間が増える……。
あんたみたいなやつがいるから！！！」
涙を流すA。
どうしておまえが泣くんだ。
ルッチは目の前にスパンダムがいる事を忘れながら、Aを見た。
((ここにいるやつらはみんな似たような境遇の奴らばっかりなんだ。動物になれるのが原因で、色々あった。おまえもそうだったように、あいつ…Aにもな))
((………))
((こいつは昔から、自分のためじゃない。誰かのためだけに泣く。それが何の関係もない相手だとしても))
ふと、ローの会話を思い出した。
「クソがッ！」
ルッチに食いちぎられていない、無事な腕の方でガチャリと銃を構えるスパンダム。
その銃口はAに向けられている。
「死ねッ！」
パァンッ！！！
「！？」
立ちすくむAに横から体当たりをし、体制を崩させたルッチ。
よろけて床に倒れこむA。
スパンダムが撃った銃の弾は、ルッチの前足を掠めた。
「豹ちゃん……！！？」
慌ててルッチを抱きかかえるA。
「そこまでだ」
「なっ」
「これ以上はさせねえ」
「よくもAを泣かせたな……！」
「許さねえぞ！！」
クロコダイル、ローにハンコック、ルフィ。
錚々たる面々が、その場に現れた。
「て…てめえは…！」
「腕が片腕なくなっても、意地の汚さは変わらずだな。スパンダム。
ロー」
「ああ、わかってる鰐屋」
クロコダイルに促され、ルッチたちの元へやって来たロー。
「ローさん！豹ちゃんが！！」
「あァ…わかってる。大丈夫だ、弾丸は掠めただけで、貫通してたりするわけじゃねえ……応急処置だけして、後は戻ってからだな」
「よ…よかった……」
「おまえのことだ。また無茶でもしたんだろ」
「そんなこと…！」
口ごもるA。
「別の場所にいた動物たちはすでに解放した。もう終いだな」
「ッッ！！！」
「選択肢をくれてやる。その銃で、自決するか。それても、おれたちに殺られるか」
「ふざけんなよ…！だれが…そんな！！」
「そうか。なら」
クロコダイルはちらりとルッチを見た。
よろりと立ち上がるルッチ。
そして
「−−−−−！！！！！！！！」
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シフォン(プロフ) - ずんだ (旧 國子)さん» ありがとうございます！無理な頼みをしてしまったのなら凄く申し訳ないです…本当にありがとうございます^^* (2018年12月2日 23時) (
レス) id: 1f1c2c5999 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - シフォンさん» 本日ちょこっと更新しました^ ^マルコの連載はちょっと波があるので、すみません！ (2018年12月2日 23時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
シフォン(プロフ) - 白ひげ海賊団の方のお話はもう更新しないんでしょうか…？ (2018年12月1日 7時) (レス) id: 1f1c2c5999 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - セブンさん» ありがとうございます〜！おもしろいって言ってもらえて、作品作った甲斐があります！ (2018年11月28日 2時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - いちごミルクさん» あー！！本当ですね！！公開設定ミスりました！すみません！←35話upしました〜 (2018年11月27日 22時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：國子
| 作成日時：2018年11月21日 10時
