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「豹ちゃーん、ご飯だよー」
最近、ようやくルッチが懐いてくれた。
依然言葉を喋ることはないが、なんとなくの意思疎通はできるようになっていた。
呼べば来てくれるようになった。
ご飯を目の前で食べてくれるようになった。
撫でさせてくれるようになった。
はじめの頃とはえらい違いだ。
「今夜は冷えるねー。豹ちゃん一枚毛布たしてあげるよ。上にかけてあげるね」
「グルルルル」
そして自らもベッドに入り、布団をかぶるA。
寒いのに変わりはないのだが、次第に暖かくなるだろうと思いながら。
翌朝、ふと目が覚めたAは、背中が妙に暖かいなと思った。
「ンッ……。…豹ちゃん？」
いつの間にベッドに潜り込んだのか、そこにはルッチの姿が。
「あったかいと思ったら、豹ちゃんだったんだ……フフッ。あったかいから二度寝しちゃお…」
夜、ふと目が覚めたルッチは、ベッドの上で布団にくるまり丸くなるAの姿を見つけた。
自分の体の上には毛布が一枚。
いつもAが寝るときに使っている毛布だ。
「(フンッ…)」
ルッチはのそりと起き上がり、ベッドの上へ。
ベッドがルッチの重さでギリシと鳴るが、気にはしない。
自分でもどうしてこんな事をしようとしているのかわからないが、ただなんとなく。
人間は嫌いだ。
しかしこの間のローが言ったように、Aが同族であるのは確かで、普通の人間ではなくて。
「豹ちゃん、傷の具合はどうー？」
「今日のお肉は牛肉だよ〜〜〜！」
「豹ちゃんも水浴びする？って言っても、シャワーしかないけどー」
「豹ちゃーん！」
毎日毎日飽きもせず、話しかけてくる女に、ルッチは少しずつ興味を抱き始めていた。
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シフォン(プロフ) - ずんだ (旧 國子)さん» ありがとうございます！無理な頼みをしてしまったのなら凄く申し訳ないです…本当にありがとうございます^^* (2018年12月2日 23時) (
レス) id: 1f1c2c5999 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - シフォンさん» 本日ちょこっと更新しました^ ^マルコの連載はちょっと波があるので、すみません！ (2018年12月2日 23時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
シフォン(プロフ) - 白ひげ海賊団の方のお話はもう更新しないんでしょうか…？ (2018年12月1日 7時) (レス) id: 1f1c2c5999 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - セブンさん» ありがとうございます〜！おもしろいって言ってもらえて、作品作った甲斐があります！ (2018年11月28日 2時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ (旧 國子)(プロフ) - いちごミルクさん» あー！！本当ですね！！公開設定ミスりました！すみません！←35話upしました〜 (2018年11月27日 22時) (レス) id: 96c933232a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：國子
| 作成日時：2018年11月21日 10時
