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音痴極まれり※ノベルネタバレ ページ22

※ノベル2のバンドネタのバレを含みます。


※とても内容が酷い。









Aは今でも耳がいい。


それが返って不都合になることも、現代ではたびたび起こるが。


文化祭に向け、宇髄が何やら企んでいる。


それは知ってたがこれほどまでとは。


一年の炭治郎、善逸、伊之助とバンドなるものを組んで、ステージに立つ。


それはまだいい。


しかし問題は想像したものよりもうんと遥かに難題だった。





((死ぬかと思った………))





現代で抱いた初めての危機感。


ぐわんぐわんと響く騒音。


ただでさえ耳がいいAは本当に死ぬのかと思った。





『俺たちの曲、聞いてけよ』





嫌な予感がした。


これが世に出るのはマズイ。


何としてでも阻止しなければ。


そう思いしのぶに相談した。


の、だが………。





((ああ、アオイちゃんと千寿郎くんまでもが犠牲に……))





その後、謝花兄妹が訪れ犠牲になり、煉獄先生が訪れた。


しかし





((何でみんな一緒にラーメン食べてるんだろう……))





現実とは無情なものである。


ラーメンを食べながら語る炭治郎の夢。


できれば応援してやりたいと思う。


思うが、彼は相当な音痴である。


善逸と宇髄には絶対音感があるらしいが、爆音ハーモニカと怨念が篭った三味線。


さらにテンポが狂った太鼓に音痴すぎる炭治郎の声。


聞くに耐えない酷いものである。





しのぶによって遣わされた煉獄は、このバンドが音祭に出るのを阻止させるための一つの手段だったのだろう。


しかし炭治郎の夢を聞いて、よもや応援する他あるまい!とただラーメンを食べて帰っていってしまったのだ。


その後、冨岡がやって来た。


ついにしのぶの最終兵器が出て来たか。


そう思われたのだが。





「感動した……」


「何処に!!?!!」





思わず思った事が言葉に出てしまった。


あれのどこに感動ができるのか。


※Aは耳栓にさらに耳当てをつけ、出来る限りの騒音を軽減対策をしています。





「感動した……」


「いやだから何処にですって。これの何処に感動する要素があったんですか!?」





その後、各方面の努力も虚しく、音祭は開催され、犠牲者多数で幕を閉じた。









「みんな俺たちの音に酔いしれて(感動して)ブッ倒れたのか!」


「あなたたちの酷い破壊音に、みんな意識飛ばしたんですよ………。死人がよく出なかったなと思います……」

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コハク(プロフ) - 両親に挨拶いった話みたいです! (2019年11月9日 0時) (レス) id: 2e3acf2050 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビヤ - またリクエストすいません!結婚式見たいです!! (2019年11月8日 23時) (レス) id: 285698817c (このIDを非表示/違反報告)
ミミット - リクエストです!!ハロウィン仮装をしてイチャイチャして欲しいです! (2019年11月6日 22時) (レス) id: 8fab9ce7af (このIDを非表示/違反報告)
ヒビヤ - リクエストします!プラネタリウムのほのぼのデートか家で甘々イチャイチャ見たいです!! (2019年11月6日 21時) (レス) id: 285698817c (このIDを非表示/違反報告)
牛乳とコッペパン(プロフ) - リクエストです。海に行って欲しいです!! (2019年11月6日 10時) (レス) id: c20b5adaac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ずんだ (旧 國子) | 作成日時:2019年10月15日 15時

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