恋心 ページ14
「A先輩っ！好きです！付き合ってください！！」
年下に告白された。
年下と言っても、一つ下の二年生にではあるが。
((私はどうして年下に好かれるのだろう……))
とは言え、これまでにも何回か告白された事はある。
その度に断ってきたが。
「人の女に手ェ出すとは……いい度胸じゃねえか。あ゛？」
「ヒィエッ」
「宇髄先生」
SE○OMか。
あ゛あん？と男子生徒に向かって圧をかける宇髄。
「落ち着いてください宇髄先生」
「天元」
「約束、忘れたんですか」
学校では『宇髄先生』
だれかいる時は『宇髄くん』
二人きりの時は『天元』と呼んでいるA。
「こいつは俺のだ。誰にも譲らねえ。失せろ」
「は、ハイッ！！」
「何もそこまで……可哀想ですよ、彼」
「人の女に手出した罪だ」
わー。怒ってる。
とまるで他人事の様に宇髄の反応を見るA。
「全校集会か何かで、お前は俺のだって宣言した方が」
「やめてくださいそう言うの」
「なんで」
「やったら家、出ていきます」
「嫌だ」
「だったらやめてくださいね」
「………わかった…」
((かなり間があった………))
それをやったら自分の首が危ないと言うのを、宇髄は分かっているのだろうか？
下手をしたら首が飛ぶのは宇髄だ。
それは避けたい。
「お前は俺のだ。誰にも渡さねえ」
「はいはい」
「本気にしてねえだろ」
「いいえ？そんなことはないですよ」
こんなにも自分の事を好いていてくれる。
ありがたい事だ。
でも、本当にいいのだろうか。
前世での言葉を反故にするのはよくない事だが、宇髄の事を思うとどうしても踏ん切りがつかない。
「須磨、まきを、雛鶴」
「！」
「三人にはもうそれぞれ、三人の生活がある。それを邪魔するほど、野暮じゃねえよ」
「……」
「それともあれか？嫁のいない俺をささら笑うか？」
「そんなこと！」
「だったら、俺と結婚してくれ」
Aの目を真っ直ぐ見て言う宇髄に、Aは目がそらせなくなった。
((ずるい………))
Aはその目に弱い。
「け、結婚の前に……お付き合いから、初めて………クダサイ……」
「！！おう！」
［今日アニメメイトに行ったら、鬼滅が全巻ありました。あんなに品薄だったのに……。伊之助の表紙の巻から、蜜璃が表紙の巻まで買いました。読みました。宇髄さん……。］
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コハク(プロフ) - 両親に挨拶いった話みたいです！ (2019年11月9日 0時) (
レス) id: 2e3acf2050 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビヤ - またリクエストすいません!結婚式見たいです!! (2019年11月8日 23時) (レス) id: 285698817c (このIDを非表示/違反報告)
ミミット - リクエストです!!ハロウィン仮装をしてイチャイチャして欲しいです! (2019年11月6日 22時) (レス) id: 8fab9ce7af (このIDを非表示/違反報告)
ヒビヤ - リクエストします!プラネタリウムのほのぼのデートか家で甘々イチャイチャ見たいです!! (2019年11月6日 21時) (レス) id: 285698817c (このIDを非表示/違反報告)
牛乳とコッペパン(プロフ) - リクエストです。海に行って欲しいです!! (2019年11月6日 10時) (レス) id: c20b5adaac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんだ (旧 國子)
| 作成日時：2019年10月15日 15時
