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始まりの悲劇 ページ9
トントン「やっと、来ましたね」
ハズ「あぁ、隠れて研究結果を消すのに少し時間が必要だったが
なんとかトントンくんが徴兵される前にできた」
Aは家の中の変化に少し気づいていたようだが
まだ、どうしてそんなことをしているのかは分かっていないようだ
トントン「(僕達が幸せになるために今日、僕は国を捨てる)」
僕がAくらいだった時は考えられないことだろう
国仕えてこのために死ぬんだと思っていた
ソフィア「ハズ、トントンそろそろ行きましょう
A、今から私達は引っ越すのですよ」
A「引っ越し？ですか」
ソフィア「はい、そうです
周りの方々は眠っている時間なので静かに移動します」
A「え、じゃあここには戻れないのですか？お母さん」
ハズ「平和になったら戻ってこれるよ」
A「??平和ですよ」
ソフィア、ハズ「…」
Aはまだ小さいからわからない
それを説明するのは難しいことだ
でも、いつか分かってくれるだろう
ハズ「では、みんな新しい家にむかおう」
新しい平和な
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作者名：ぴよのふじ | 作成日時：2018年9月4日 22時
