不平和で不安全な幸せ ページ12
ガタッガタッ
A「ﾋｯ」
馬車の中は荷物に合われており
馬車が揺れる度におおこな音を立てた
Aはその都度小さな声で怯えてた音を出した
無理もない、こんな経験今までにないのだから
トントン「そろそろ、街かな((ﾎﾞｿｯ」
A「やったーそれは嬉しいです((ﾎﾞｿｯ」
商人達が外に出ていく様子をみて、
僕達は静かに馬車を出た
A「すごい、綺麗な建物がいっぱいですね」
トントン「あぁ」
だが、大通りから外れた路地裏では
たくさんの貧相の人達も見れた
前方で高級そうな服を着た夫人が路地裏からでてきた子供たちにぶつかった
夫人「きゃあ」
子供「逃げろー散り散りになるんだ」
夫人が持っいたカバンが取られたようだ
あっという間に子供達は遠くに行ってしまった
夫人「何をしているの！家畜共さっさと追いかけなさい!!」
そういうとどこからか黒い服の男達が現れて
子供達を探しに行った
この国では日常茶飯事のようで周りはみんな気にもとめない
だが、ある一定数人が止まり
僕達と同じで夫人に注目している
A「もう少し見ていいですか」
Aにはあまり教育に良くないいので
見せたくないのだが、まだ目的も決まっていない
少し見物させてもらおう
僕達は夫人が待っているカフェのテラスの
正面の本屋でその様子をみた
夫人の傍には、2人の護衛が残っており、
1人は金髪で帽子を深くかぶった青年で
年は僕と同じくらいだろう
もう1人はかなりおじさんだったが、
体つきからかなり鍛えられていることが分かる
しばらくすると
あの黒い服の男達がきて、子供達が捕まっていた
すると、金髪の青年が
青年「彼の人はルーデリラ伯爵家の奥様です
伯爵家のものを盗んだこの者達に罰を与えます
皆様もどうぞこの罪深き子達を観覧して下さいませ
さあ、ルーデリラ夫人どうぞ」
夫人「皆様、石をお持ちいただいても宜しくて」
この場の階級において1番番高いのはこの女性だろう
そして奇妙なことに大通りを歩いていた人、止まっていた人が
全員嬉嬉として石を持っていた
トントン「(なんだこれ、どうなっているんだ)」
夫人「この罪深きもの達を一緒に罰しましょう」
そういうと夫人は石を子供たちに投げた
子供「うぐっ」
それを合図に一斉に周りにいたもの達が
石を投げ始めた
皆、笑顔で
あぁこの国も狂っいる
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# - 実在していますのでオリジナルを外してください。 (2018年9月9日 2時) (
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作者名：ぴよのふじ | 作成日時：2018年9月4日 22時
