ダーマ様信仰係！！【Fischer's】

#4 ページ4

マサイside
マサイ「Aってさぁ…」
『ん？』
マサイ「基本ダーマ居ないとめっちゃ静かだよね」
『そうかな？』
マサイ「うん。めっちゃおとなしい」

携帯をいじりながら、「そうかなぁ」と呟くA。

『まあ、みんなに迷惑かけるわけにはいかないからね』
マサイ「正論(笑)」
『でしょ？』

マサイ「逆になんでそんなにダーマに対してうるさいの？」
『うーん…好きな芸能人と会ったりして、泣きながら喜ぶ人とかいるじゃん？それと一緒』

と、ダーマの画像を眺めながらAは言う。

『まあ、そんなにうるさくしちゃってるから、あんなに嫌われちゃってるんだけどね〜』

と、少し寂しそうな顔をしながら言う。

マサイ「なんでダーマ以外のメンバーには普通にしていられるの？」
『恋愛対象じゃないから(真顔)』
マサイ「ハッキリ言うねぇ〜」

マサイ「Aってダーマにあんなに冷たくされてるのになんでそんな好きでいられるの？」
『ツンデレエンジェルダーマきゅんのことを私は「冷たい」だけで済ませられないのさ』
マサイ「怖いな〜(笑)」

そしてAは幸せそうな顔。

マサイ「俺だったら寂しい思いさせないのになぁ…」
『ん？なんか言った？』
マサイ「ううん。なんでもない。」

宥めるように俺はAの頭を撫でた。

『…あ！そろそろダーマが仕事から帰ってくる時間だー！！行かねばならぬ！』

Aは急いで荷物を片付けて、

『ばいばーい！おじゃましました！』

と、足早に俺の部屋を出て行った。

なんで俺じゃなくてダーマが好きなんだろう…

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