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silk side.
今まで見た事ないくらい冷たい目をしたAが、吐き捨てるように男に言葉を放った。
狂うくらいに愛した女から突き放され立つ気力もないのか、その場に崩れ落ちた男。
静かに泣きながら警察に連行されていった。
救急「負傷されている方は2名ですか！」
モ「はい、お願いします」
『…』ﾌﾗｯ
シ「、おい大丈夫か！」
マ「シルク、Aのこと任せた」
ダ「こっちは俺らで対応するから心配すんな」
シ「頼んだ」
俺とAは救急隊の方に連れられ病院へと向かった。
道中横になるAは傷が深く多量に血を流したことから、一時的に貧血を起こしてると説明を受けてほっと胸を撫で下ろす。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
医者「処置は無事に終わりました、安心してくださいね」
シ「ありがとうございました…！」
『…諒っ』
俺は軽傷だったから処置は早かったけど、Aは神経の近くまで切りつけられていて傷口を縫う処置をして完全に満身創痍。
処置室から出て俺を見るなり安心した様に表情を緩ませた。
マサイからの連絡によると、男は実刑・完全に接近禁止令が出されたそうだ。
やっと、終わったんだ。と実感の湧かない頭に言い聞かせる。
『諒が声をかけてくれなかったら、私多分ここに居なかった』
シ「…、ごめん、俺守るって言ったのに怪我負わせた」
『諒のせいじゃないよ。諒だって私庇って怪我したじゃん』
怪我をさせた後悔から俯いていると、そっと両頬を小さい掌で包まれた。
左手に巻かれた痛々しい包帯が視界に映る。
『昔っから、私のヒーローは君だけだよ』
シ「A…」
『守ってくれてありがとう。お迎えに来てくれてありがとう。そばに居てくれてありがとう。』
『生きててくれて、ありがとう』
しっかりと俺の目を見つめ、言葉ひとつひとつ丁寧に紡いでいくA。
そして今日、無事に生きていたことに感謝を伝えたあと。
まだ感謝してることいっぱいあるんだけどね、と照れくさそうに笑った。
こんなにも、愛おしいと思ったことはあっただろうか。
もう俺はお前なしでは生きていけない。
気付けば涙が溢れ出し、目下の傷にじわじわ染みて痛い。
シ「ッ、ぅ…A…っ！」
『泣き虫だなぁヒーローさんは』
そう笑いながら俺を抱きしめるAだって、涙声で震えてる。
人目もはばからず抱き合って泣いて。
家に戻る頃には昼をとっくに越えて、日が沈み始めていた。
→
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スノーウイ(プロフ) - みんなギャップあるけど、シルクさんはずるいですよ〜本当に (2023年4月20日 12時) (
レス) @page42 id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ丸(プロフ) - スノーウイさん» ギャップずるいですよね…！カッコ可愛いシルクさん素敵です😳💭 (2023年4月20日 1時) (レス) id: 21f786c863 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 甘えるって言ってた動画があったので多分、こんな感じではないかと^_^普段、可愛くてスポーツする時かっこいいのはギャプヤバいですよね (2023年4月18日 11時) (レス) id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ丸(プロフ) - スノーウイさん» 早速読んでくださりありがとうございます！嬉しいです🫶🏻シルクさん、好きな子にこんな感じだといいなぁの願望で書いちゃいました😂 (2023年4月18日 10時) (レス) id: 21f786c863 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 仕事中に読んでニヤニヤしちゃう私です。双子お助け隊に私も入りたいです！こんな可愛いカップルは応援せねば笑笑 (2023年4月18日 10時) (レス) @page38 id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよ丸 | 作成日時：2023年4月1日 3時
