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松田陣平side
目の前の爆弾の線を間違えないように解体していく。
俺が間違えたら、俺だけじゃなくて萩も、そして次の爆弾のヒントも得られずに終わってしまう。
萩も俺も集中していて、会話らしい会話は“何個目？”くらいしかなかった。
「…ふぅ、俺のノルマ終わりっと…陣平ちゃんは？あとどれくらい？」
「あとこの線切りゃ終わりだ」
そう言うと同時に、シャキッと音を立てながらコードを切った。
「降谷ちゃん、終わったよ。ヒントのあるぬいぐるみに近づくね」
『…あぁ、気をつけろ』
萩は“ここはまだ爆弾処理班にいる俺に任せてよ”と言って、俺の肩に軽く手を置き、ぬいぐるみへと進んでいく。
「…これ自体にはなんの仕掛けもなさそう。手紙を持ってるよ」
『中身を見ないで、その場を離れて』
「公安は警戒心強いなぁ」
諸伏の言葉に萩と二人で顔を見合わせ、軽く笑ってから指示通り本の中から出ていく。
そして100mくらい離れてからその手紙を開いた。
ドォン…！！！
腹に響くような低い爆破音に思わず顔を顰めた。
「っ！！」
「っ！陣平ちゃん、大丈夫？！」
「俺は大丈夫。公安の言うことは聞いとくもんだな…っ！」
100m離れていたからか、小さな破片が頬を掠めたくらいで特に何もなかった。
そんな俺を見て、萩が小さく安心したように息を吐いた。
『無事そうでよかった。あんた達爆弾に狙われすぎじゃない？』
「陣平ちゃんはともかく、俺はそういう部署だからね」
呆れたように笑うAだったが、その奥に安心があるのを俺は見逃さなかった。
「写真、送るから待ってろ」
『あ、待って。タブレットに送って欲しい』
そう言って、Aはタブレット端末のアドレスを告げる。
萩がそれをメモしていて、そのメモを俺に渡してきた。
「じゃあ待ってろ」
『ありがとう。よろしくね、刑事さん』
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いずみ - 夢主可愛い！😆 (2022年12月3日 12時) (
レス) @page4 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 朱雀さん» 初めまして！！コメントありがとうございます！遅くなりましたが、本日より更新を再開させていただきます！！ (2022年8月15日 20時) (レス) @page36 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - 初めまして！いつも作品読ませて貰ってます！大学生大変だとは思いますが、8月頃からの更新楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2022年6月4日 4時) (レス) @page37 id: 41c6b13a4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - RIOさん» コメントありがとうございます！！自分のペースで少しづつになるとは思いますが、更新頑張りたいと思います (2022年4月27日 8時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - ふゆなさん» 初めまして！！コメント並びに応援ありがとうございます。まだまだ拙い所はありますが、これからもよろしくお願いします (2022年4月27日 8時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
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