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「…そんなにそわそわしなくても」
入口付近をあっちへ行ったりこっちへ行ったりを繰り返す陣平にそう告げると、彼は大きく目を見開いた。
「テメェは心配してねぇのか？！」
あぁなるほど、陣平は不安なんだ。
爆発で大怪我を負った萩原研二がもう一度同じ目にあうかもしれないということが。
そして何より、今回の犯人は私や零を困らせた人材…怪我で済むとは思えないんだろうな。
「心配はしてないよ…カメレオンはこういう時、強くあれと言われているしね」
“時に非道であれ”
それはカメレオンに入って二言目に言われた言葉だった。
「…っA…お前…」
「それに信頼はしてるよ。研二は確かに爆弾解体だけは私より優秀だったし」
私の言葉に陣平は目を丸くさせた。
「心配はしてないけど信頼はしてる…研二は爆弾のプロだから」
そう呟いた私の肩を航が優しく叩いた。
景光も“カメレオンやゼロには敵わないな”と肩をすくめる。
零だけが不敵に微笑むだけだった。
私たちは何も、仲間を見捨てたい訳では無い。
むしろ仲間は助けたいよ。
それでも、あんなに強く真っ直ぐな目で、じっと私のことを見つめてきた研二のような人は、その人の意志を尊重するべきなんだ。
「…大丈夫。私だってそこそこ確信があってここにいるから」
研二の力なら、爆発を未然に防げるという確信がね。
「…それは嬉しいねぇAちゃん」
いつも通りの軽い声。
彼は私の頭を優しく撫でた。
「大丈夫。もう爆発しないよ。液体が混じり合う場所にガム挟んだし」
パチッと変わらないウインクをしてくる彼に思わず力が抜けたように微笑んだ。
「良かった、無事で」
「当然。俺プロだよ？」
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いずみ - 夢主可愛い！😆 (2022年12月3日 12時) (
レス) @page4 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 朱雀さん» 初めまして！！コメントありがとうございます！遅くなりましたが、本日より更新を再開させていただきます！！ (2022年8月15日 20時) (レス) @page36 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - 初めまして！いつも作品読ませて貰ってます！大学生大変だとは思いますが、8月頃からの更新楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2022年6月4日 4時) (レス) @page37 id: 41c6b13a4c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - RIOさん» コメントありがとうございます！！自分のペースで少しづつになるとは思いますが、更新頑張りたいと思います (2022年4月27日 8時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - ふゆなさん» 初めまして！！コメント並びに応援ありがとうございます。まだまだ拙い所はありますが、これからもよろしくお願いします (2022年4月27日 8時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
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