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潔世一side
「2次
平川はそう言った後にニッコリと微笑む。
「あんまりノロいと遅れるだろうけど。この選考は圧倒的な“個”しか残さないから」
罵声のように飛び交う質問に対して平川は一言“ツマンナイから質問は聞きません”とだけ叫ぶ。
アイツをよく知る俺と蜂楽は変わらない
「潔はどうする?」
「…おれは…」
そんな時、一人の男がボールを持った。
ソイツは柔らかく、高軌道で綺麗なキックを放ったかと思うと、今度は低軌道の
そしてそれは平川の真横を通り抜けた。
「当たらないように配慮してくれたんだね」
「…うるせぇよ。開けろ。準備運動は終わりだ」
「ハイハイ、それがキミじゃなかったら今ごろ怒ってるよ。いってらっしゃい」
平川は慣れたようにそいつに向かって手を振った。
「さァ才能の原石ドモ。私を楽しませてくれよ?」
まるでそれは俺に言われたような気がして。
「…あんなやばいのがいんのかよ、
「何言ってんだ。俺達もやばいだろ」
…平川が望んでようが望んでなかろうが。
おれは俺の意思でブルーロックで残ってやる。
「
「おう!!!」
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ぴよ(プロフ) - (´・ω・`)さん» 訂正ありがとうございます!直しますね (10月8日 12時) (レス) id: 2be1d38fed (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - すみません…確か蜂楽の一人称は「オレ」だったはず…。それはそうとして面白いです!さすがはブルーロックを支持するアナリスト…イカれてますね!! (2023年4月7日 0時) (レス) @page24 id: d787175691 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 梨紗さん» こんにちは、コメントありがとうございます。ご指摘ありがとうございます。作品の流れや色々との兼ね合いもあるので全てを訂正するのは難しいですが、ご意見参考にしたいと思います。 (2023年4月3日 21時) (レス) @page34 id: 2be1d38fed (このIDを非表示/違反報告)
梨紗(プロフ) - こんにちは!拝見させていただきました!冴の口調に違和感あるのと、蜂楽は潔のことを君付けではないので修正していたがいいかもしれません! (2023年4月2日 4時) (レス) @page13 id: 61c40d9cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます!すみません気づきませんでした…!!直ちに修正します。ご指摘ありがとうございました! (2023年1月6日 11時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
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