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▷翔太side
「ありがとうございました〜」
いつものバイトだけど、いつもよりちょっとだけ気分がいい。それはこないだのことがあったからかも。
深澤「見てよぉ、だてさん。あれひどいよねぇ」
宮舘「まぁまぁ。楽しそうで何よりだよ」
「俺もう帰りたい」
深澤「働け！！！！！」
だてさんは、俺の幼なじみで、バイト仲間でもある。学校は違うから普段はバイトでしか会わない。
宮舘「いらっしゃいませ。本日もご来店ありがとうございます」
適度な低音のセクシーボイスとロイヤルなふるまい？が噂になって、お客さんが増えている日々。
たまに変なお客さんも来るけど、俺今なら全然余裕だわ。笑顔で対応できると思う。
「ふっか〜」
深澤「絶対やだね」
「俺まだ何も言ってない」
深澤「休憩したい、帰りたい、どっちかだろ」
「だっはっはっ〜！ばれてる！！」
宮舘「今日は忙しいから翔太にいてもらわないと困るよ」
Aちゃん来ないかなぁ。会いたいなぁ。
体育祭も楽しみだけど、AちゃんとTシャツ交換できることがもう嬉しすぎて。
「翔太くん。こんにちは」
鈴みたいな、何か久しぶりに聞いた懐かしい声。
あれ、どっかで聞いたことあるな。
深澤「……え、咲良さん？」
宮舘「久しぶりだね」
振り返る前に、ふっかの言葉で思い出した。
妙に心臓が早くなるこの感じ。
思わず肩に力が入って、トレーを持つ右手が震える。
「咲良…、」
咲良「久しぶり、だね。大学早く終わったから来ちゃった」
立ち尽くしたまま何も言わない俺に、だてさんが近づいてきた。
肩にぽんっ、と手を置かれた。不思議な感じだけど、それだけでちょっと力が抜けた気がした。
宮舘「立ち話もあれだから、座りな。咲良さんも大学おつかれさま。レモンティー持ってくるね」
咲良「涼太くんありがとう！」
深澤「綺麗になったね咲良さん。ま、元から綺麗すぎたけどね！」
咲良「ねぇ、それ誰にでも言ってるでしょ〜」
あぁ、俺の中で忘れかけてた思い出が、またこのタイミングで出てきちゃうんだ。
「何か用事あったの」
咲良「久しぶりに会ったのに。そんな言い方ないと思うよ」
「俺はもう咲良に言うことないよ。別れたんだから」
付き合ってた、なんてそんな過去の話もう関係ない。
咲良「翔太くんに話があるの。バイト終わり暇？」
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ぴよまる(プロフ) - あぴいさん» ありがとうございます…！3Bってほんとに可愛くて…。たくさんの中から見つけてくださって、ありがとうございます！最後まで頑張りますので、待っていてください◎ (2021年1月28日 9時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
あぴい - お話拝見させてもらっています！チャラめな高校生の3Bにキュンキュン止まりません(T . T)幼なじみの康二も…最高です！これからも応援しています！頑張ってください^ - ^ (2021年1月28日 5時) (レス) id: 6fa25682e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいですっ！読んでくださってありがとうございます！ぜひ渡辺くんを見守ってあげてください！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 気になって、一気読みしてしまいました！！ドキドキキュンキュンが止まりません！これからも更新、たのしみにしています！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: 6e1d4e84cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2020年3月5日 14時
