ep.59 ページ10
後ろから聞き覚えのある高くて優しい声が私の名前を呼んでいる
『あ、えっと、へジョンちゃん』
「ごめんね、突然…話…してもいい？」
きっと、ううん
テヒョンの事だろう
いや、それ以外にないし、言われることは多分もう近づかないでほしいとか
そういうの……だと思う
いやそれしか、ないと思う
だけど彼女の口から出た言葉はそれとは全く違うもので
「まだ、テヒョンを好きですか？
テヒョンはずっとあなたが好き……」
『…………え？』
「私はずっと気付いてた…テヒョンが
ずっとあなたを想うの…………」
戸惑いを隠せない私とは対照的に目の前の彼女はまっすぐに私を捉えて離さない
「はーーー、テヒョン私のこと好きになってくれるって思ったのにな〜」
苦笑いしながら、彼女が言った
「でも、私じゃダメみたい」
そう言って今にも溢れそうな涙
なんで、私にこんなこと言うんだろう…
私は、私は………………
「テヒョンのこと大好きだよ…」
『だったら………「だから、だよ…」
私が言い終わる前にそう言う彼女
「テヒョンはあなたじゃなきゃ無理なんだよ
テヒョンは、あなたじゃなきゃ…………
あなたもテヒョンじゃなきゃ、だめなはずだよ……………」
涙を溜めて、だけどそれ以上に笑顔で
彼女は言った
泣いてしまいそうになる私の背中を押して
彼女は じゃあね と一言残し行ってしまった
ごめんね、ありがとう…本当にありがとう
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ヒヨコさん(プロフ) - ひぢのさん» すいません！ご指摘ありがとうございます！気付かず更新していました（´-`）.｡oO（） (2015年4月6日 19時) (
レス) id: f884107fb8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコさん(プロフ) - こつぶ。さん» ありがとうございます号泣 １から読んでいただいたなんて…作者ほんと嬉しいです！！！！！！感謝です！！これからも頑張ります｡ﾟ(ﾟ⊃Д⊂ﾟ)ﾟ｡ (2015年4月6日 19時) (レス) id: f884107fb8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコさん(プロフ) - 安芸＠さん» すいません！気付かず更新していました（´-`）.｡oO（） (2015年4月6日 19時) (レス) id: f884107fb8 (このIDを非表示/違反報告)
ひぢの(プロフ) - 実在の人物を扱う作品はオリジナルフラグを外してくださいね。このままでは、違反作品として運営に作品を削除される恐れがあります。 (2015年4月6日 19時) (レス) id: 798cf01153 (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ。(プロフ) - 1から一気に読んじゃいました!!!もーきゅんきゅんしまくりです！これからも楽しみにしてますね!!! (2015年4月5日 15時) (レス) id: 0cdea59654 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコさん | 作成日時：2015年4月4日 19時
